MEMORIS OF A GAISYA (SAYURI)

機内上映の何気なく選んだ映画だったが
なかなか考えさせられるところがあった。
題名にあるように「ある芸者の思い出」が語られる。
実は邦画と思いきや、ハリウッド映画なのである。
さらに、ヒロインさゆり役は、チャン・ツィイーという中国人だ。
原作はこれまたアーサー・ゴールデンというアメリカ人だ。

思うに、日本人だけのスタッフであれば、このような映画は
できなかっただろう。

「芸者」は、時間とお金を惜しげもなくつぎ込んだ「芸術品」
個人が芸術品に時間とお金をかける。
こんな世界は現代の日本に、もはや存在しないからだ。
しかし、現代のアメリカ、新生中国の経済社会なら
十分考えられる。ヨーロッパ世界は当然である。

かつて昭和初期にはまだ日本の文化に惜しげもなく
お金をつぎ込む人がいたということだ。
「会長」にふと、松方コレクションを収集した
川崎造船の松方幸次郎がラップしたりした。

まあ、いずれにしても古きよき日本。
このような映画が日本で作成されなかったことを
残念に思う。

映画のラストは、ハリウッドお決まりの
ハッピーエンドだったから、ちょっと物足りなかったですがね。

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  • ラストサムライ

    Excerpt: 「武士道」について、日本映画でなくハリウッドが 描いたものとして評価できる。 個人の意思が大きい「武士道」が 明治維新により、「西洋軍隊システム」によって 置き換えられる過程の葛藤を描いたもの.. Weblog: ベレー帽通信 WEST racked: 2007-01-14 09:49