荒神谷遺跡

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いよいよ荒神谷遺跡にやってくる。
はっきり言ってなぜこんなところから、
大量の青銅器が出土したのかというのが率直な感想だ。

地形的に言うと、出雲平野の端の八手に広がった小さな谷のひとつの
一番奥まったところに出土地がある。
下は遠景したものだが、中央の道の奥、左折したところに発見地がある。

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付近を見回しても、これだけの青銅器を蓄えるような邑が
近くに存在したような地形ではない。
まして、古墳であるとかの祭祀跡があるわけでもない。
さらに、埋設された場所は、足場の悪い急斜面の中ほどで
どこに好き好んでこのような場所に、大量の青銅器を埋設する
古代人がいるだろうか。

いろんな説があるようだが、私は「隠匿説」を支持したい。
これだけの青銅器の所有者が、何か事情があって
一時的に隠す必要があったのだと思う。
だから、このようなわかりにくい場所を選んだ。

しかし、この所有者は何者か。
銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本
荒神谷以前の本邦の銅剣出土数が300余りというから
この数は尋常ではない。

いずれにしても、農道工事で偶然にも発見されたこと自身
なにか、ミステリアスである。

一方で
史跡公園と新しい博物館が建設されているが
何かわざとらしく、がっかりした。
はっきり言って、博物館はお奨めしない。





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この記事へのコメント

beret-east
2006年11月02日 21:09
去年、出雲市の田儀で開かれたアクアスロンに参加した帰りに出雲空港のそばにあるこの遺跡を訪れました。ほんとに不思議な空間ですね。いったいなんだったんでしょうね。あんな辺鄙なところにこれだけの貴重品を埋めるなんて。ここの博物館があったとおもいますが、それはいかがでしたか?私が去年訪れたときは閉館されていて残念ながら中が見れませんでした。
beret-west
2006年11月02日 23:30
博物館は発見に至るまでのビデオの上映があるくらいで、入館料を徴収する割にはあまり満足できるものではありませんでした。
予備知識のある人は、出土地へ直行するほうが想像が膨らんでいいと思います。

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