垂水海神社 秋祭
仕事の帰りの乗換駅で太鼓の音がするので
途中下車すると、秋祭りの最中であった。
ここでは「太鼓」とよばれるいわゆる「だんじり」が駅前を練っていた。
岸和田の「だんじり」が有名であるが
このタイプの「だんじり」は大阪湾岸から播磨灘、淡路島にかけて
多く見られるタイプで、中央に太鼓を置き、周りを装飾して
神輿のように担ぐ方式と、車輪がついて引く方式がある。
大阪湾岸から淡路にかけての「だんじり」の分布については
一度、調べてみたい事項であるが、まだ果たせないでいる。
さて、祭りの世話役と思しき人に尋ねると
垂水海神社の「太鼓」は、担ぎ手も少なくなり
いまや2台となってしまい、寂しい限りである。
レジャーの少なかった時代の、民衆のひとつのガス抜きとしての
祭りもその役目を終えようとしているようである。
途中下車すると、秋祭りの最中であった。
ここでは「太鼓」とよばれるいわゆる「だんじり」が駅前を練っていた。
岸和田の「だんじり」が有名であるが
このタイプの「だんじり」は大阪湾岸から播磨灘、淡路島にかけて
多く見られるタイプで、中央に太鼓を置き、周りを装飾して
神輿のように担ぐ方式と、車輪がついて引く方式がある。
大阪湾岸から淡路にかけての「だんじり」の分布については
一度、調べてみたい事項であるが、まだ果たせないでいる。
さて、祭りの世話役と思しき人に尋ねると
垂水海神社の「太鼓」は、担ぎ手も少なくなり
いまや2台となってしまい、寂しい限りである。
レジャーの少なかった時代の、民衆のひとつのガス抜きとしての
祭りもその役目を終えようとしているようである。
この記事へのコメント
垂水のこの布団太鼓についてご説明致します。
神戸にある垂水はかって播州播磨の国に属しおり須磨の一の谷を境に摂津の国との境でもありました。ブログでも紹介しています岸和田のだんじりなどは摂津の国などに多く播州播磨の国では、布団太鼓が盛んです。垂水にもかって東垂水地区(現在は布団太鼓)はだんじりがあり布団太鼓との混合地帯でもありました。また垂水の布団太鼓は、だんじりの用に台車に乗せ金を鳴らしながら練りまわしたり神輿のように担いだり他の播州播磨地方の布団太鼓にはない独特の風習を持っています。垂水の布団太鼓は、氏子である西垂水、東垂水そしてかっては東高丸、塩屋と四台ありました。そして今年の秋祭りでは、数十年ぶりにこの四台での布団太鼓巡行が復活しました。
詳しいコメントありがとうございます。
摂津と播磨で「だんじり」と「布団太鼓」が住み分けているとはなるほどです。摂津と播磨境の垂水では両者が混合しているとは興味深いです。
ともかく4台布団太鼓の復活おめでとうございます。海神社の秋祭りが賑わうことを願っています。