スピリチュアルはなぜ流行るのか を読む


若者が「むかつく」というのは何を意味するか。
それは実存の不快感。
家族や友人がいても一人ぼっちの気がする。
生きている手ごたえが感じられない。
つまらないのになぜ生きなければならないのか。

若者だけの問題でなく、現代人の孤独、生存の希薄化、共同体の崩壊。
都会という条件の中で生きていくには、
よそ者同士がお互い注意を払わないでおくことが必要だ。
それは、あまり人から愛されない結果となり、孤独としてはねかえる。

どういう生き方をしたいのか。
何のために生きるのか。
近代的システム、「市場原理主義」は
私以外の誰とでも、交換可能な労働の場を生み出し
ますます、その問いかけに対し、答を見えなくする。

これらの解決方法としての、「スピリチュアル」という概念が現れる。
これは、従来の宗教と違って、個々が理解した神々を持ちながら、
仲間という共同体で緩やかなつながりを持つこと。
あるいは、個々で確立した精神世界を持つこと。


先に読んだばかりの「疾走」が表したかったことのひとつにも
「スピリチュアル」による救済があると思った。

あと、ブログとかメールとかの電子の世界にも神々が存在するようだ。

多くの考えるヒントを与えてくれる本であった。




<スピリチュアル>はなぜ流行るのか

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック