「黒曜石」に関する本を読む

「ベレー帽エクスペディション2007」は、信州鷹山遺跡群を予定している。
そこで、事前お勉強ということで、関連図書を読み漁る。
鷹山遺跡は旧石器時代から縄文時代にかけて
全国に黒曜石を供給した黒曜石採掘遺跡である。


以下 覚え書き

文献1 「黒曜石の原産地を探る・鷹山遺跡群」 新泉社

鷹山遺跡のガイドブックといってもいい。
黒曜石が使われはじめたのは3万年前から。
旧石器時代から縄文時代に至る2万7千年間が
黒曜石が石器として使われた時代となる。

日本に最初の人類の痕跡を認めてから今日までを
1日と換算すると、控えめに見ても
午前3時から午後10時まで
なんと19時間分が黒曜石の時代となる。



文献2 「黒曜石3万年の旅」 堤隆 NHKBOOKS

畑に散らばる石鏃は平安時代のころから、人々の好奇を集め
天から降ってきたものと思われていたが、
新井白石が人工のものであると合理的な説明をする。

日本の主な黒曜石産地
 北海道 白滝
 男鹿、月山
 信州 麦草峠、和田峠、霧が峰、男女倉、八ヶ岳
 隠岐島
 大分 姫島
 佐賀 腰岳

イースター島のアモイ像の目は黒曜石である。


 
文献3 「新版考古学講座9」 雄山閣出版

古い本だが、
黒曜石の記述よりも
古代の生産技術・交通交易について面白い記事多し。
そのひとつ、交通で「駅逓」というものがあり、
1970年ごろになっても北海道の辺地にはまだ残っていた。



とにかく黒曜石は2万7千年という長い期間にわたり
古代人の道具の優秀な素材であったことは確かだ。


今回のエクスペディションで
はるか3万年前の先祖の面影を
辿る事ができるだろうか。
楽しみである。

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