神戸市電に乗る (あと、ケーブルカー・ミュージアムのことなど)

名谷車両基地の一般開放(鉄道の日・交通フェスティバル)があり
保管されている神戸市電が見たかったので行く。
案の定、子供づれが大半で、
列車洗車機や工事車両の体験乗車は長蛇の列である。

それを横目に工場の奥の上屋に行くと、
市電が2台保管されていて
市電関連の貴重な備品や資料も保管されている。

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市電に乗ってはるばる王子動物園に行ったなあとか
神戸駅の西側は路面電車でなく枕木の軌道だったなあとか
緑のシートに座って感慨に耽ろうとしたが

残念ながら子供が走り回り、窓を開け閉めしたり
運転席の天井にある開閉器をバチバチやったりして
それどころでない。

さらに運転席では、ワイパーを無理やり手動で
ごりごり動かしている中学生らしきヤツや
ロマンスシートを意味もなくバタバタやっている
小学校高学年らしきヤツもいる。

遊園地の遊具じゃあるまいし。

貴重な局内電話や電気時計操作盤なども展示されているが
子供の手にかかれば、いいおもちゃである。
かわいそうに、シーメンス製局内電話の
オリジナルのコードはぼろぼろである。

だれも注意しない。
注意して、子供に刺されないとも限らない、ご時勢だから
私も見ぬふりである。



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まあ、知識のない子供にとっては
ガラクタにしか見えないのかもしれないが
もう、スペアがきかない展示品の扱いには
神戸市交通局はもっと慎重になるべきだろう。

もう20年以上前
サンフランシスコのケーブルカー・ミュージアムに行ったことがある。
パワーハウスという車両基地みたいなところだったが
ケーブルカーの歴史としくみを
コンパクトに入場無料で
誰にでもわかるように展示してあり、
訪れた子供たちが、職員の説明を聞きながら
熱心に見ていたことを思い出す。

何でもやり放題の無秩序サービスではなく、
交通局のPRなら、
もっとクールなやり方があるのではないですかね。

と、残念に思いながら市電庫を後にしたのだった。



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