環境問題はなぜウソがまかり通るのか (武田邦彦) を読む

ペットボトルのリサイクルの事実は
資源を7倍使い、ごみが7倍増え、資源は再利用されていない。
他にも、
「ダイオキシンは本当に猛毒か」
「地球温暖化をめぐる誤解」
「ちり紙交換屋は、なぜいなくなったか」
などの事実?を解き明かしてくれる。

実は環境にやさしいと言われて(思って)やっていることが
とんでもない勘違いである場合があるということだ。
その裏には、環境という名のもとでの
利権が見え隠れする。

そんなことなら、環境にやさしいと言われて
やっていることは、なんだか胡散臭いものに見えてしまう。

事実、最近判明した「リサイクル紙の偽装問題」は
「環境にやさしい」という国民的スローガンが
噴飯ものかを露呈してしまったのではないか。

著者が最後に述べているように
過去の日本人はもっと慎ましやかに営み
環境を意識しないで、環境にやさしい暮らしをしていた。
少なくとも昭和30年代ころまでは
そのような社会であったと思う。

折りしも、ペットボトルのリユースが
政策的に推し進められようとしているが
リユース用の新しいペットボトルを作らないといけないし
運搬、洗浄を考えると本当に環境負荷を
今までより軽減できるのだろうか。

環境問題の究極の選択として、
今まで以上に何もしないことが
最上の方策ではないかと思うのだが。


著者の見解には、すべて正解かと言い難い面もあるが
環境問題にからむ利権を考える上で
なかなか、「目からウロコ」の本であった。★5




環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))

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