知床五湖で世界遺産登録の弊害を考える (知床紀行§14)

ネイチャーガイドに知床五湖を案内してもらう。
五湖は、流入する河川も流出する河川もない
浅い沼のようなものである。
水面の反射率がいいので、どの湖も風景が写りこんで美しい。


画像



おそらく水深と池底の色がこのような鏡のような湖を作り出すのだろう。


画像

東山魁夷の絵にこのような風景があったのを思い出す。




しかし、世界遺産に登録されて、観光客が増えたため、
入口に近い一湖あたりの道は、踏み固められてしまって
学校のグランドのようになってしまっている。

昨日のいるかホテルのオーナーが
「世界遺産になって、いいことはあまりない」
と言っていたことを思い出す。

観光客は都会の資本の大きなホテルに泊まるし
整備のための土木工事も中央のゼネコンが受注するし
一時的な観光客がどっときて、自然はあらされるし

本当に知床の自然を探索したい人は
世界遺産になったことで、
立ち入り制限を受ける区域ができて、敬遠するし
いいことはあまりないということだ。




近頃の世界遺産登録は政治的な意味合いもあって
確かに胡散臭い気がする。
何にしても、コマーシャリズムの波に飲まれるとだめになってしまうということだ。




お願いしたネーチャーガイド君
とても熱心で、日没まで付き合ってくれた。
オホーツク海に沈む夕日と
夕闇のエゾシカまで見せてもらった。

画像











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック