年金問題に代表される現代日本のシステムクラッシュを考える こんな日本でよかったね(内田樹)を読んで 

社会保険庁の年金問題。
この原因は社保庁の役人のメンタリティの問題である。

「前任者の不始末を何で私が尻拭いする必要があるのか」
という不満に
「理あり」とする態度が
年金問題を拡大した。

残念ながらこのメンタリティは今の日本社会に蔓延しつつある。

誰が犯したかわからないミスを修復するのは
システムクラッシュの予防である。
しかし、「マニュアル化」と「成果主義」はこの善意の修復を遠ざける。

「マニュアル化」は範疇外の仕事を無視し、
善意の予防行為は仕事を増やし、
ともするとミスの原因者でないミスの責任者になりうる危険がある。

「成果主義」は善意の予防行為を無視し、
匿名で行われた無償の行為に誰も関心を示さなくなる。

こうしてシステムは崩壊に一歩ずつ近づく。

残念ながら
今の日本の多くのシステムは、このような危機に晒されている。
国家、地方自治、金融、公共輸送、食品 ----








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