幻の総合商社 鈴木商店(桂芳男)

鈴木商店は神戸にあった巨大商社だが、
神戸に住みながら、その実態をあまり知らなかったので、
図書館でそれに関する本を拾い読みする。
日本史の教科書にあったような、
米騒動の元凶と言われたりする鈴木商店の認識を改めさせられた。

1920年の恐慌により、鈴木商店は崩壊するが、
神戸銀行、日本セメント、日本製粉、神戸製鋼所、サッポロビール
ダイセル、日商岩井、昭和シェル、日本水産、豊年製油、三井東圧化学、王子製紙
などなど、
その出発点は鈴木商店である。

ある意味で、戦前日本の工業化の一端を担った商社であったと言える。


くしくも、昨年12月に訪ねた一ノ谷
金子が邸宅を構えた地だったことを思い出す。

扱い商品に
「薄荷」や「樟脳」「砂糖」があるのは興味を引く。








メモ

鈴木商店の発展は金子直吉、個人によるものが大きい。
金子はそのエンタープライズ、国益的経営理念で数々の事業を立ち上げ
最盛期には、資本総額は5億6千万円、従業員数は2万5千人に及び
関連企業は78社、直営事業所6社もあった。
国際情報企業として、世界各地に支店を持ち
取扱商品は60品目を越えていた。

米騒動での鈴木の焼打ちの原因は、
政争、社会主義者の煽動、マスコミ(大阪朝日)の誤報であったとしている。











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