差別と日本人(野中広務・辛淑玉)

日本という国家について考える上でのよき参考書となる。
2人の対談形式からなり、読みやすかった。
日本にある差別を読み解くことは、
日本という国家構造を認識できる。

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以下、メモ


島国だからこじんまりと平和に生きるというのは
凄惨なアジア太平洋戦争を体験した戦後日本人の生活信条である。
しかし、これはきわめて戦後的であり
日清、日露、太平洋戦争と突き進んでいった日本の近代化において、
狭い日本だからこそ海外に生存権を打ち立てなければならないという
観念が広く浸透していた。
しかし、敗戦によってその観念が木っ端微塵に打ち砕かれ
革命、戦争に明け暮れる戦後東南アジアから距離をおき
ただひたすらに、経済成長と生活の安定に専念するという
国家像を手にしたのも
一種のナショナリズムである。

戦後のナショナリストたちは、
国家や民族を連想させる表現を無意識に避ける習性がある。

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本音のウヨク、建前のサヨク
理想を口にする革新の行動様式の二重性

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南朝を代表する後醍醐天皇が
農本主義者である足利政権(武士)に対抗するため
非農耕民を軸足とする政権維持を試みた。







差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)
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辛 淑玉


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