高塚山に登る (高塚山古墳群)

天気もいいので山登りをする。
高塚山という標高185mほどの里山である。

神戸市外国語大学の横に上り口がある。

ムラサキシキブの写真を写していると
かなり年配の方が声をかけてきた。
聞くと「高塚山を愛する会」という地元ボランティアで
登山道の整備をされているらしい。

桜の苗も植えて、ベンチなども作ったらしい。
どおりで木を切り払って、見晴らしがとてもよくなっている。


東方面 鷹取山 横尾山
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高塚山は塚(古墳)があるから高塚山という。
実際に民間会社が周囲の住宅開発の際、
古墳の調査に手こずって、そのうち開発会社が倒産したとか、
一緒に登っていた近所のおばあさんが教えてくれる。


頂上の「竜神社」の周囲や付近の尾根には古墳があるという。
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神戸市教育委員会「高塚山古墳群発掘調査概要」に詳しい。
http://rar.lib.kobe-u.ac.jp/Repository/metadata/382
遺物から、築造時代は6C後半である。
(南の舞子古墳群は6C前半)
墓の主の集落跡は不明である。

確かに
頂上に立つと、南は明石海峡と淡路島
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北は雄岡山、雌岡山
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東は鉄隗山、横尾山が見渡せる見晴らしのよい立地だから、
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古代人が墓を好んで作りそうな場所である。
標高は低いが、独立峰となっている。(というほどのものでもないか)

この成因は、
とう曲(フレクチャー)という断層が高塚山を走っているからである。
宅地造成の際に、この見事なとう曲が現れて写真に記録されている。


近世史では「徳川道」がこの尾根筋を走っている。
いい感じだ。
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古墳といい、断層といい、こんなに興味ある場所がこんなに近くにあるとはねえ。
いい秋の日だった。





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