茶すり山古墳 副葬品展に行く (朝来市埋蔵文化財センター)

天気もあまりよくないので、
朝来市埋蔵文化財センターで開催している、
特別展「茶すり山王のすべて」に行ってみる。


入場料無料というのが、いい。


常設展示は大したものはないが、
別室の茶すり山古墳の副葬品の 
特別展示はなかなかの見ものだった。


まず、目を引いたのは、鉄製の甲冑
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朽ちず、よく残っていたものだ。



復元想像模型がそばにあった。
まるでスターウォーズのダースベイダーのようだ。
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あと、大量の鉄製武器(刀、槍)が展示されていた。
副葬品にこれだけの武器を埋葬した古墳の主は
よほど戦いが好きだったのだろう。
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これは、棺の上にあった革製の盾である。
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家型はにわ
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円筒はにわ
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副葬品は8000点。
これだけ大量の副葬品が残っているのは、
この古墳は自然の尾根の先端に作られた円墳で
はじめは山城の跡と思われていたくらいで、
今まで墓が荒らされなかったらしい。



メモ 南但馬古代史 主要古墳 略年表
  
              (ヤマト政権成立)
   若水古墳 
300----------------
  
  城ノ山古墳 円墳 三角縁神獣鏡
  
             (391 倭 朝鮮半島出兵)
  池田古墳 前方後円墳
400----------------

  茶すり山古墳  円墳
            (大阪柏原 大県製鉄遺跡)

  船宮古墳 前方後円墳
  岡田古墳群
500-----------------

  大薮古墳群  横穴石室
             (593 聖徳太子 摂政)


茶すり山古墳の築造が、
すでに前方後円墳の時代に入りながら
円墳であったのは、
ヤマト中央政権から、前方後円墳の形式に対する規制があり
地方の王であった、茶すり山王はそれに従わざるを得なかったとの解釈

それ以降の但馬の前方後円墳は
池田古墳に比べ、規模が小さい。


私見になるが、
大量の鉄器の供給元として、同時代の柏原大県遺跡が考えられる。ぜひ成分分析をしてもらいたいものだ。






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