「茶すり山古墳」に登る (朝来市和田山町筒江)

とても天気がよいので「茶すり山古墳」へ、自転車で行ってみた。
発掘後、整備されているので美しい古墳の姿が見れる。


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築造時の姿で古墳が見れるのは、
あとは、神戸市の五色塚古墳ぐらいだろう。


駐車場と無人ガイダンス棟があり、案内ビデオが無料で見れる。
ここで予備知識を仕入れる。
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山頂が平らだったことから、「茶すり山」と呼ばれていて、
城跡と思われていたようだが、2001年に道路工事により発掘すると古墳だった。

盗掘を免れたため、多くの埋葬品がそのままの姿で出土した。
http://beret-west.at.webry.info/201207/article_5.html




ここの古墳の主は、これだけの規模でありながら、名前も分からない。
古代史の登場人物はほとんど記紀以降に拵えられ、
分かっている古墳と、後世の歴史家により
リンクさせられたことが分かる。




折りしも、法面にはサギソウの一種の紫の花が一面に咲き美しい。
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この古墳は円墳で、尾根の端部の小山を削りだし作っている。
土盛りするよりはるかに工費も少なくてすむ。
山の多い但馬ならではの、工法だ。

勾配は1:1.3~1.5といったあたりか。
安定に妥当な勾配をとっている。

表面は石葺で法面保護されていた。
その一部が展示されている。
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頂上には発掘跡のレプリカが展示されている。
王の顔があった辺り。
鏡が3面、まわりに朱が施されているのが分かる。
正当な埋葬法だ。頭上には甲冑1式が置かれている。
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頂上から周囲を見る。
西方向
この谷が開けたあたりに、この時代の大集落跡(加都遺跡)がある。
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東方向
遠くこのあたりの最高峰 粟鹿山(962m)が遠望できる。
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南は宝珠峠から下った、交通の要所。
古墳を築造するのに最適な場所である。



頂上にしばらく佇み、
はるか古代を思いやろうとするが、
思いを巡らすには、あまりにも天気がよすぎて
イメージが膨らまない。

むしろ健康なハイキングに最適の場所だった。








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