シーギリヤロックに登る (スリランカ紀行14)

シーギリヤロックを知ったのはNHK「世界遺産」だったと思う。
まるで西部劇に出てくるような岩山の上に宮殿が築かれて、またそれを造った王様の一生が、何ともいえないドラマのような物語であったので非常に印象に残っていた。機会があれば訪ねてみたい場所のひとつになっていた。
今回のスリランカ旅行のメインであることは言うまでもない。
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岩山の周りは庭園があり、なんと噴水までも作られている。
5世紀にすでに噴水の技術を持っていたことになる。
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千段ほどある階段を登っていく。
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階段は、夜でも足元が見えやすいように
わざわざ遠方から調達した、白い大理石を使っている。
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一面のジャングルが眼下に広がる。汗をかいた顔に心地よい風が吹き付ける。
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途中、シーギリヤレディと呼ばれている美しい壁画を見る。
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5世紀ごろのフレスコ画。
残っていたのが奇跡だ。
しかし、すごくグラマラスで腰のくびれもすごい。
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よくもまあこんな断崖に壁画を描いたものだと感心する。
後から作った張り出した足場がなければたどり着けないところだ。
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断崖にへばりつくように作られた回廊。
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内部からは全く外が見えない回廊は、卵白が塗られて鏡のようになっていたという。
王の閉ざされた心を象徴するような構造物だ。
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外敵に落とすための巨石
つっかいの石を外すと滑り落ちる。
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回廊を登りきると、ライオンの爪の前に出る。これこそシギリヤの地名の由来となった「獅子の喉」そのものだ。
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今でこそ爪の部分しかないが、ライオンの全身像があったときはすばらしいものだったろう。
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ライオンの喉から頂上を目指す。断崖にへばりつく様に、鉄の階段がこしらえてある。
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手すりがあるからまだいいものの、滑り落ちそうな気がして怖い。この階段がなかったころはどうして登ったのだろうか。考えるだけでも恐ろしい。
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恐怖の空中階段を登りきると、頂上の宮殿跡につく。
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360度のパノラマ、一面のジャングルが周りを取り囲む。建物の跡が整然と並び、大きなプールには今でも水が溜まっている。
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遠くから緑の風が吹き付ける。
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この城を9年かけて建造し、11年間だけ暮らした孤独な王の生涯に思いをはせた。できれば、日没までここに留まり、何もしないでジャングルを渡る風を受けていたかった。
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シギリアホテルのプールサイドから見るシギリアロック
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