松苧神社に参る beret-exepedition 2015 §6

案内地図に重要文化財の社殿があるというので行ってみることにした。
簡単に車で行けると思っていたが、大変な間違いであった。


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犬伏という松之山街道の古い宿場の集落から
延々と山道を20分ほど自動車で登る。
やっと、松苧神社の登山口に着く。

駐車場になっていて、水呑場もある。
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門柱に杖が2本置いてあることからして結構な登りの予感がする。


こりゃまるで登山ではないか。
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途中、見晴らしのいい場所がいくつかあり休憩しながら登る。
これは明らかな大規模な地すべり地形である。
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けっこう新しい階段が随所に設けられてありがたい。
階段がなかったらたいへんな登りだ。
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20分ほど登っただろうか。
やっと頂上に着く。
社の前のヤマユリが迎えてくれる。
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縁起によると大同2年(807)坂上田村麻呂による創建。
本殿は1497年建立 室町幕府が衰えはじめ戦国時代の幕開けごろ
祭神 奴奈川姫命 越の国の女王とも言われている
五葉松とカラムシ いわゆる苧 をこの地にもたらしたと。
よって松苧 マツオと読む。
松之山郷66か村の総鎮守で女人禁制である。

いずれにしても、この地の地神であることは確かだ。
女人禁制というのは山岳宗教を思い浮かべる。
頂上に社殿がやっと建つくらいの独立峰である。


登ってくるだけでも大変な山頂に資材を運び上げたこともすごいが、
豪雪地帯の山頂にありながら風雪に耐えて残っているのはすごいと思う。
構造も柱が二重構造で、縁も張りだして、壁を風雪から守っているようだ。

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当然、メンテナンスが必要だし、屋根の葺き替えにしても大量の資材の運搬が必要だ。
信仰心のなせるところである。

しんどかったが、なかなかいい神社であった。









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