満腹のフォッサマグナミュージアム beret-exepedition 2015 §10

今回の探検の最終日はフォッサマグナミュージアムである。
実は、昨日行ったのだが、閉館1時間前に入ったため、
あまりの展示物の多さに時間切れで、再訪ということとなった。

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フォッサマグナミュージアムは、糸魚川周辺のジオパークの中核施設である。
なかなか、力の入った博物館で、この近辺の地質に関する展示がわんさとある。


まず、翡翠の展示が出迎える。

これは、東北帝国大学の河野義礼が
糸魚川で最初に発見した翡翠
発見の報文集の展示がマニアックである。
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翡翠が山ほど展示してある。
宝石店のようである。
「きれいですね」とかしか言いようがない。
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次はメインのフォッサマグナ
大がかりなフォッサマグナの映像展示装置は実にすばらしい。


ここにくるまでは、フォッサマグナと糸魚川静岡構造線が同じだと思っていたが、
じつは、フォッサマグナは糸魚川静岡構造線を西端、新発田千葉ラインを東端とする
大地溝帯であることを初めて知ったのである。
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これだけでもここに来たかいがあったというものだ。


さらに、フォッサマグナの発見者のナウマン博士の展示が充実している。

ナウマンは1875年に明治政府のお雇い外人として来日し、
10年間の滞在で、日本各地を踏査し、地質図を作成している。

踏査ルート図
ちゃんとフォッサマグナや外帯、内帯の境界の構造線も記述している。
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地質図 ほとんど今のものと変わらない
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ナウマン調査隊派遣の公文
ナウマン以下、8名の構成が読み取れる
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ナウマン博士の当時のクリノメーターなど調査用具の展示も充実している。
改めてナウマン博士の調査に感動を受けた。




あと、近辺の特徴的な地質の展示がわんさとある。
天然ガス、石油、石灰岩、地すべりなどなど
興味深いものばかりである。



最後の方に、化石標本や鉱物標本の展示物が見切れないほどある。
化石標本は、世界各地から取り寄せた美しい化石標本がいっぱいあり、
化石ファンなら涎ものである。

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鉱物標本に至っては、これほど鉱物の種類があるのかとあきれるほどである。

展示とともに、組成の化学式が書いてあるので、
コバルトが混じると紫の発色がいいよねとか、
丁寧に見ていると、もうきりがないのである。

ほとんど元素周期表の化合物を網羅している。

しまいには、ベレー帽2人組は、
「これはきっと、博物館を企画したコンサルと展示業者に薦められて
無理やり購入させられたものではないか」
とか悪態をついてしまうほど展示物が多い。

「建物2億円、展示物1億円ぐらいはかかっているね。」
とか、要らぬ心配までしてしまう。



ジオパークは実は見るべき現地もあるのだが、
ジオガイドの方に場所を聞くと、
行くだけでも、大層なところなので
この博物館で大満足して、今回のberet-exepeditionを終えることにした。







フォッサマグナ
東海大学出版会
山下 昇

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