中山千枚田(小豆島町)の地形を考察する

職場の若い人と小豆島へサイクリングに行く。
その道すがら、中山千枚田に立ち寄る。

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よく見ると、耕作放棄されているところや、石垣にかなり草が茂り始めている。
もっときれいな棚田が広がっているのかと期待したのだが、少しがっかり。
やはり、手入れする地域の人が少なくなってきているのだろう。


斜面の中腹に湧水地があって、日量600m3というから、かなりの水が湧き出ている。
流域があまりないのに、どこからこれだけの水が来るのだろう。
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地形図から3Dを作ってみた。
視点は谷に沿って上流方向に俯瞰した。
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殿川の右岸は崩壊による崖が連続し、そこに棚田が広がる。
面白いのは、斜面上部はなだらかな平地が広がっていて、
田んぼや川、大きなため池までもある。
大量の水は、ここから供給されているのかもしれない。

地すべり地帯と棚田の発達
教科書どおりの場所である。

地すべり地帯は常に土壌がかく乱されるので、
耕作土が自然に耕運され、また地下水が豊富なこともあって、
災害常習危険地帯でありながら、昔から人が住み付き稲作地帯となっているところが多い。




棚田から下り、
古い民家を食堂に改装している「こまめ食堂」で
この棚田で取れたお米のおにぎり定食を食べる。
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食堂のそばには神社があり、農村歌舞伎の舞台が残されている。
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階段状の見物席もあり、なかなかいい雰囲気で保存されている。
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このような農村文化も棚田もそこに人が住んで生活しているから保全されるのであって、
人口減、高齢化の進む地方にあっては、これから先、姿を保つのは困難が予想される。

現実にそれがこれからの日本なのだ。











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