カスバ・ウダイヤと海賊王国 (ラバト)(2019モロッコ紀行§2) 

モロッコの首都はと聞かれると即座に答えられる人は、あまりいないだろう。
ラバトはモロッコの首都であり、その歴史を調べてみると、起源は紀元前3世紀にはじまる。

フェニキア、カルタゴ、ローマ植民市、イスラム要塞と変遷をたどり、1146年にムワッヒド朝の都となる。

そのころ建設されたのがカスバ・ウダイヤ(城壁)である。
プレーグレグ川の最下流の突端にカスバ(城壁都市)が築かれている。

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外界と城壁都市内部を隔てる門は、壮大で美しい。
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さらに内部の小さな門も、装飾が美しい。
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メディナ(旧市街)である城壁から、ラバトの街を見る。
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その後の歴史でおもしろいのは1609年、レコンキスタによりイスラムがアンダルシアから逃れてきて、ラバトに落ち着き、海賊王国を築くことになる。海賊たちは、ジハード(聖戦)の名のもとに略奪を繰り返し、大西洋から地中海の海域を恐怖に陥れた。しかし、1672年、ムーレイ・イスマイールが、課税により彼らの海賊行為を規制し始め、ついに1818年に海賊王国は滅ぶことになる。

なにか、映画「カリブの海賊」を彷彿とさせる話である。

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