猿飛佐助からハイデッガーへ(木田元)

経歴が面白いのと、先に読んだ池田晶子の師にあたるので読む。哲学者の読書遍歴。 戦前の地方の裕福層は、本を収集したり、他者にそれをいつでも読めるようにしたり、 木田も、父が満州国の上級官吏であったので、幼い時から経済的にも本を読むには事欠かなかった。 地方の裕福層は、地方の文化の中心的役割をしていたというのがわかる。 はた…
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残酷人生論(池田晶子)

幸福 およそ人の不幸とは、自身以外のところに自身を見出そうとするところに不幸があるのだから、 自身を自身と認めることが、それ自体幸福であるはず。 幸福とは、要するに何でもいいのである。 絶対自由とは、絶対受容ということになる。 何がどうであれ宇宙がそのようであると受容している状態の幸福は、 宗教的には「至福」とよ…
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青空のむこう (アレックス・シアラー)

ヤングアダルト小説で人気本ということで、どんなものか読んでみる。 ストーリは、トラックにはねられて死んでしまった少年が、この世に未練を残していて彷徨い、そのやり残したことを達成してやっと成仏する物語なのだが、 本当のところは、そんな死後の世界の話でなくて、 若いころ、たとえば、「あやまりたくてもつい逆に避けてしまう」、「好…
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