伊勢神宮 に参る (5) 鳥羽の海賊「九鬼嘉隆」や若き日の「江戸川乱歩」 

帰りの電車の時刻まで小一時間あったので
鳥羽駅のあたりをうろうろしていると
「鳥羽市歴史文化ガイドセンター」なるものがあったので、
ぶらっと入ってみる。

こじんまりとしたホールに
「九鬼嘉隆」の簡単な展示パネルがあった。

「海賊」は、ベレー帽活動の1つのテーマであるので
興味深く見ることにする。

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嘉隆は九鬼水軍の大将で
織田信長に仕え、志摩一円を収め、
その後、秀吉に仕え、朝鮮出兵には軍艦を派遣する。

しかし、関が原の合戦では
嘉隆は西軍、息子の守隆は東軍につき
親子が敵味方で戦うことになる。

結局、嘉隆は答志島で自害する。

瀬戸内海の海賊については
村上水軍とか河野一族とか梶原景時とか
ベレー帽したことはあったが
志摩海賊は今回始めてである。

九鬼一族は、関が原以降に、
権力方で生き残った海賊であっただけに、

親子が東西に分かれるというのは
一族が生き残るための手段であったのではないか。

いいほうにつくという海賊ならではの
なかなかの戦略家だ。




さて、このガイドセンターは
「門野幾之進」という
千代田生命設立者の資料館にもなっている。
門野は鳥羽藩家老の出身で
福沢諭吉に師事した。

諭吉が保険というシステムを紹介し
それを実業とした鳥羽の偉人である。
2階に遺品が展示してある。





あと、若き日の江戸川乱歩は鳥羽で生活し
「パノラマ島奇談」や「屋根裏の散歩者」などの
ヒントを得たことも知った。

昔、映画化された「屋根裏の散歩者」を見た後、
不思議な気持ちになったことを思い出す。

出る時、センターのおばさんが
「またゆっくり鳥羽の町も見てくださいね」と言った。
確かに、また来る時は、
九鬼や乱歩の鳥羽も、ぜひ見たいものだ。



列車の時間も来たので、伊勢志摩に別れをつげた。






今は、DVDで見れるようになっていいねえ。これは面白かった。
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