街角のオジキビト (とり・みき)

本の背表紙で読んでしまう本もある。
オジギビトとは何だろうか。
そう思って手に取った本。


オジギビトとは、よくある街角の工事中看板に書かれている
「ご迷惑をおかけしています」という
工事人の服を着たイラスト風の人物のことであった。

要するにまあ、工事看板人物のカタログのようなものを作ってしまったのである。



仕事柄、工事看板はよく目にするが、
オジギビトにはいろいろな種類があることを気が付いていなかった。

昔の工事看板は、土建業者が街の看板屋さんに描いてもらうのが多く
このような多様性が生じたのだろう。




しかし、この頃の工事看板は規格化、製品化が進み
画一的な看板になって面白味はなくなっている。


いざ探してみると、この頃、オジギビトは少ない。
やっと見つけたのが、看板でなく、

安全柵の足に成り下がってしまったオジギビトである。
それも大量生産による規格品である。
画像




オジギビトの発生は60年代に大成建設が作った
安全坊やにあるらしい。


30分もあれば読めるたわいもない本だが、
安全管理技術の伝播のひとつの記録かもしれない。






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