糸井の大かつら (和田山町糸井)

秋晴れのいい天気なので、糸井渓谷の大かつらまで行ってみることにした。

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糸井の谷は奥深い。竹ノ内という一番奥の集落に車を止め、林道を歩いて登る。
沿道の水田は放棄されススキが生い茂っている。
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獣害防止柵が延々と作られているが、内部の水田はすでに木が生い茂っている。
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ハンターが山に入っているらしく銃声が聞こえる。
流れ弾に当たらないかとひやひやしながらひと気のない山道を歩く。



2kmほど上ると、渓谷らしい雰囲気になってくる。
周囲は杉が植林されているので、山全体が暗いのが残念である。
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野生の胡桃
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岩魚でもいそうな淵
宮沢賢治の「やまなし」を思い出す。
「くらむぼんは笑ったよ」
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「熊注意」の看板におびえながら枝道を登りきると、大かつらが現れた。
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高さ30m、枝張り30×31mとある。
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中央部の親木はすでに朽ちていて、周囲をひばごえが取り囲んでいる。
それで一つの大かつらを形成している。
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いわゆる倒木更新という、古い木の跡に新しい木が生えることが行われた結果である。
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昔、日照に僧侶が法衣を掛けて祈願したところ、干害を救ったと言ういわれで、
「衣木」「大木さん」と大切にしているという。
やはり、糸井の水源にある神木なのであろう。



下山するとき見上げた西の空に、いわし雲が広がっていた。
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かつらの木とともに、つい1月前に亡くなった母のことを思い出した。



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