迷宮都市フェズの運搬手段 (2019モロッコ紀行§12)

中世の街並みがそのまま残っているフェズであるが、その道は広いところでもせいぜい人が4人も並んだらいっぱいになる幅しかない。そんなところに店が並び商品を軒先からはみ出すくらいに並べ、その間を多くの人が行き交う。しかし、多くの店や居住区に物資を運搬しなくてはならない。

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当然、自動車は入れるわけがなく、輸送手段としては、ロバか手押し荷車である。

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ロバはすごい量の荷物を積んでいる。

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荷物を積むとほとんど通りいっぱいになってしまい、通行人は壁に張り付いてロバが行き過ぎるのを待つことになる。

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ロバ使いも上手にロバを誘導して、通行人にけがをさせないようにしている。おそらく古くからのイスラム法により通行ルールが決められているのだろう。

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中世に形作られた街とその中の輸送手段が、今なお機能し、それを継続しているというのは、ヨーロッパ近代に造られた都市と交通手段に対比して、驚くべきことではないだろうか。その、都市機能の設計が運用を含めて、よほど、確かであると言えないだろうか。


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