テーマ:イタリア

山猫 (ヴィスコンティ)40周年完全復刻版

ヴィスコンティの映画ということで見る。 3時間ほどある映画で、さすがに一度で見るには長く3回ほど分割して見る。 ストーリーは19世紀イタリア統一戦争でのシチリア貴族の没落を描いている。 サリーナ公爵ファブリッィオは、甥のタンクレーディに自分の娘を託そうとしていた。 しかし、新興地主セダーラ市長の娘アンジェリカに気を惹かれてし…
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コルシア書店の仲間たち(須賀敦子)

ミラノに実際にあった本屋に日本人がかかわっていた。それも1950年代後半から60年代にかけて。 ミラノの街に住んで、結婚し、そして死別し、イタリアを去る。そういった日常のエッセイであるのだが、なぜか懐かしい匂いのする文章だ。 コルシア書店にかかわるイタリアの貴族が出てくるのだが、貴族の生活というのはこういうものなのか。ああ、こう…
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最後はなぜかうまくいくイタリア人(宮崎勲)を読んでニヤッとする

個人的にイタリアが好きで、観光で何度か行って表面的に見ているだけだが 目次の項目だけを追いかけても当たっていることが多いと思う。 1.ルーズなのに結果は出す秘密 2.好きなことだけを楽しみ、嫌いなことは先伸ばす 3.対人関係を支配する、義理、絆、コネ 4.食事のふるまいは、商談以上に難しい まあ、だれもが何と…
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遠い太鼓(村上春樹)を読み終える

9月初旬から入ったムラカミワールドからやっと帰ってくる。 その間、僕は他の本も読んだし、2度も旅行した。 3年間のヨーロッパ旅行記にふさわしく、 いつも一気読みする村上春樹と違い、日常に並行して読んだ。 1986年から1989年 ちょうどバブルの絶頂期から崩壊に至る日本を離れて、主にギリシャとイタリアを暮らしながら旅をして…
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本箱のすみに押し込まれていた 遠い太鼓(村上春樹)を読み始める

1990年出版 すでに紙が変色している。 好きな村上春樹だが、なぜか買ったまま読まないで 本箱のすみに押し込まれていた。 ふと手にとって読み始める。 1986~1989年 村上春樹はヨーロッパ各地に長期滞在し、 その間に「ノールウェイの森」「ダンス・ダンス・ダンス」を書いている。 まだ、東西ドイツ統合前 当然、ヨ…
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資本主義の終焉と歴史の危機 (水野和夫) を読む

資本主義とは「蒐集」すること 蒐集とは「周辺」から「中心」へ富を集めること 周辺とはフロンティアのこと 16世紀イタリアに発する資本主義が 終焉が近づいていることがよく理解できた。 経済本としてはなかなか面白い 資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)集英社 2014-03-14 水野 和夫 Ama…
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日本人が知らない世界と日本の見方(中西輝政)

国際政治学という学問はあまり日本ではお目にかからない。 京都大学での講義の収録だが、興味深く読む。 各国の関係史を語って面白い。 まるで「ヘタリア」の学問編である。 フランス人は「イギリスは知性尽きる島」と言う。 フランスは純粋なヨーロッパ民族で、 ローマ帝国の栄光を受け継ぎ、 ギリシャの文化思想に直結していると考…
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グラン・ブルー を見る

なんて素敵な映画だろう。 ストーリーも映像も、 詩的で美術作品を見るようだ。 実は、2006年に行ったシチリアで、 タオルミーナのガイドさんが 「ここは映画グランブルーに出てくるホテルです。 グラン・ブルー見ましたか?いい映画です。」 と話してくれた記憶が残っていた。 タオルミーナのホテル(200…
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Loacker Sticks (ローカー・ウエハース・スティック)の梱包に感心する

イタリアで買ってきた Loacker Sticks をおやつに食べる。 カカオクリームをウエハースでサンドして、 チョココーティングしたスティック状のお菓子で、そんなに珍しくもないが、 感心したのは、スティックの並べ方が、上下交差して梱包してあること。 日本のメーカーでもこの形状のたぐいのお菓子はたくさんあるが、 …
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「ツバメのねぐら」の観察会に参加する

「ツバメのねぐら」とはなにか。 ツバメが群れになって寝る場所のことである。 ツバメの巣はなじみぶかいが、ねぐらというのはあまり知られていない。 巣立ち後、集団になって外敵から身を守り、安心して寝る場所のことで 外敵が侵入しにくい、水辺の広大な芦原をねぐらにしていることが多い。 その観察会があるので、稲美町の加古大池に夕方出…
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ボローニャ紀行(井上ひさし)を読む

(傾いた石の塔のあるボローニャの街角2003.6) 5年前にイタリア旅行したとき、 昼食に立ち寄った街がボローニャだった。 狭い通りにたくさんの塔が乱立している面白い町並みだったが そのとき、直感的に何か只者でない街の雰囲気を感じて また、ゆっくりと訪ねたいところだと思った。 この本を読んで、なるほど確かに只者でない…
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「国家の品格」(藤原正彦)を読み「もののあわれ」について考える

ある方に薦められて読む。 国家の品格というものは、 その国の文化なり歴史の重さということだ。 筆者はアメリカでの生活で「論理」で物事を進める手法に傾倒したが、 帰国後、またその後のイギリス生活で 「論理」だけではだめで「情緒」とか「形」というものが 行動基準として重要であることに気づく。 日本ではそれは 「ものの…
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朝食にパスタをゆでる

休日の遅い朝食に、パスタを食べるというのは好きなのだが、 ゆでて、そのあと水切りするのがめんどくさくて ついついパンで済ませてしまう。 しかし、今日は秋晴れだし、午前中の予定もなくパスタを茹でることにする。 どこのメーカーのパスタでも 湯がき方さえ、間違いなければ大差ないと思う。 パスタの量をちゃんと計量して、 多…
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「ベニスに死す」を観る

美しい、恐ろしい映画だ。 美の先にある死。 美しいものはやがて朽ち果てる。 イタリアミラノの貴族出身の ルキノ・ヴィスコンティにしてこの映画が作れたのだと思う。 初老の作曲家と美少年タジオ 若いことは美なのか。 老いには美はないのか。                         ©2002 …
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いつも何度でも

今日、近しい人の葬儀があった。 3年前に2人でイタリアに行った人でもある。 涙とともに、木村弓のこの歌のフレーズを思い出す。 ミラノのドオモからガッレリーア方面 さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる 生きている不思議 死んでゆく不思議 花も風も街も みんなおなじ かなしみの数を…
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