テーマ:経済

日本の島 産業・戦争遺産(斎藤潤)

今の日本では、島、それも小さな島は取り残された場所のようになってしまっている。 しかし、この本を見ると、明治以降の近代化の過程において、数々の産業が島に興り、かなりの施設が建設され、人口も多かったことがわかる。 また、日本という海に面した国ゆえに、戦争、国防のためにもかなりの規模の施設が作られたことがわかる。 整理すると 産…
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いま君に伝えたいお金の話(村上世彰)

村上ファンドは知っていても村上世彰のことはあまり知らなかった。 お金に対してこういう考えの人なんだということが分かった。 お金と仕事と幸福の関係は、なかなかわかりやすく書いてある。 誰かが、君の仕事の価値を見出してはじめてお金を稼ぐことができる。 どんなに好きで得意なことであっても、誰かがそれに対してお金を払いたいと思わなけ…
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政府は必ず嘘をつく(堤未果)

洪水の情報の中で消化不良を起こし、いつの間にか思考停止をさせられてしまう。 試されるのは知識よりその取捨選択だ。 ニュースと真実の違い、国と国家を混同しないこと。 加速する強欲資本主義の中、真実をつかもうと手を伸ばし、 頼れるものは、迷った時に本質へ戻る想像力と他者への優しさだろう。 迷った時でもほんの数歩後ろに下がっ…
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90秒にかけた男(高田明)

ジャパネットたかたの創業者の会社を作り引退するまでの話。 彼は世阿弥の「風姿花伝」に影響を受けたと語る。 確かに、モノを伝えるという極意は、能という芸を伝える手法に共通する。 「時分の花」若さゆえの鮮やかで魅力的な花 「まことの花」日々の鍛練と精進によって咲く花 「我見」 自分がどう見るか 「離見」 他者の目線を意識…
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あの会社はこうして潰れた(帝国データバンク情報部)

会社がつぶれる原因は何なのか。信用調査会社の作者だけあって、よくわかる。 我々、消費者も会社がつぶれて被害をこうむることもある。(「てるみクラブ」や「はれのひ」) それには、つぶれる前兆のようなものもあり、やはり通常より安いとか他よりはでに広告を打っているとかは、何か無理をしているということだ。 時代の変化についていけ…
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ヘンテコノミクス(佐藤雅彦・菅俊一・高橋秀明)

今はやり?の行動経済学のマンガ本。難しい理論でなくて、漫画で読めて面白い。 プロスペクト理論 価値関数と確率荷重関数から構成される。 価値関数 心理的価値を縦軸に金額を横軸に取る。同じ量の損得を比較した場合、損のほうを2倍に感じてしまう。 確率荷重関数 発生する確率によってリスクを回避するか積極的に追及するか。確率の…
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ジョージ・ソロス不滅の警句(青柳孝直)

ソロスの言葉を右ページに、それから筆者がインスピレーションした経済の状況を左ページに書いている。 難解なソロスの警句が、現実世界で起こっている経済状況に対する筆者の警句としてうまく対比されている。 営利企業となった大学 利権ありきの日本型政治のモデルとしての成田空港 選挙に勝つためのご都合主義のマニフェスト 総花的 市…
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実践行動経済学(リチャード・セイラー キャス・サスティーン)

ノーベル経済学賞のセイラー博士のナッジ理論  nudge 「人の注意を引くためひじで軽くつつくこと」 とある。 社会で大衆の行動を起こさせるきっかけとなるナッジ。なかなか面白い。 いろんな例が載っている。 「テキサスを汚すと怒るぜ!」は、官僚が規範的なキャンペーンを打つより、アメフトチームや人気歌手を起用した「テキサスを汚す…
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マッキンゼーが予測する未来

情報化、人口減、高齢化がこれからの先進国でのキーワード 経済のグローバル化は複雑さを引き起こし、そのためにコストが増大する。 これに対処するためには、機構・運営プロセスの再考が必要となる。 昔の企業は規模拡大、コアにしがみつくことが生き残りであったが、これからは素早さが求められる。 フルタイム勤務を望まない増えていく高齢者を…
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田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 (渡邉 格)

「腐る経済」とはどんな意味なのだろう。面白いタイトルの本だ。 田舎で暮らすことと都会で暮らすことの違いを経済の面から教えてくれる。 田舎で暮らすにはなにか技術を持っていないと生きてくことができない。 それは、今まで多くの本に書かれた「百姓」というのは農業だけでなく、多くの技術「姓」を持つという意味であることを思い出させる。 …
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これでわかるタックスヘイブン(合田寛)

タックスヘイブンといえば、パナマ文書で有名になった租税回避地のことである。 税金は、国家を運営する上での必要なものであるが、国際化した企業体、あるいは一部の個人は、その徴収をうまくすり抜けて、逃れる方法を考える。それが、タックスヘイブンという国というか地域なのだ。 驚くべきことに、アマゾン、アップル、グーグル、ドトールといった一…
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Stocks for the Long Run 株式投資 (ジェレミー・シーゲル)

アメリカ株式投資において、過去の多くのデータを駆使しながら、市場に勝つにはどうすればいいかのヒントを与えてくれる。 しかし、データーは過去の結果であり、また、プレーヤーは市場でしか存在しないわけで、そもそも「市場に勝つ」という言葉は矛盾を孕んでいる。 正しくは、長く市場にいられる個人プレーヤーなら、歴史の中で、また、市場平均と比…
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暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり(吉本佳生・西田宗千佳)

そもそも通貨とは何かを丁寧に解説し、暗号通貨としてのビットコインの技術、これからの世界通貨としての可能性をわかりやすく書いている。インターネット時代の新しい通貨の方向性を考えさせられた。 デジタル作品に対し「おひねり」や「投げ銭」を投げるのに便利なのが、ビットコインのような暗号通貨であり、当初は換金性もなく、単なるデータに過ぎない…
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オトンルイ風力発電所(礼文島紀行§5)

サロベツから日本海沿いの道道稚内天塩線を南下し、幌延T字路の少し先に壮大な風車の一群が見えてくる。 曇り空であったので、あまり写りがよくないが、高さ99mの28基の風車が3.1kmにわたり一列に並ぶさまは壮観である。 資金的に気になったので、ネットで調べてみたが、あまり正確な情報は公開されていない。2001年に幌延町、N…
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21世紀のチェーンストア(渥美俊一)を読む

チェーンストアというと、現在では日本でも、日常品を買うチェーン店であるスーパーだとか、量販電気店、ファーストフード店を思い浮かべるのだが、筆者は日本のそれは、本場のアメリカに比してまったく異なるものだという。 それは、豊かさの受け止め方の違いで、アメリカでは品数は少ないが、日常の商品は使い心地の良い、プライスはモデレイト」に集中し…
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強さと脆さ(ナシーム・ニコラス・タレブ)

ブラックスワンの解説書というか、手引書のようなものというと、タレブは違うというかもしれない。 むしろ、続編というべきかもしれない。 メモ 規則的に運動して食事するのが健康的だと思っているが、実は生物はもともとランダム性を持ったものであるから、フラクタルに運動し、食事するのが理にかなっている。(イスラムのラマダンが示している…
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ブラック・スワン 不確実性とリスクの本質(ナシーム・ニコラス・タレブ)

これは経済書なのか哲学書なのか数学書なのか、はたまた物語なのか。 なかなか読むのに骨の折れる(結局上下2巻で1ヵ月もかかってしまった)本だが、なるほどと思うところがある。 「ブラックスワン」とは、月並の国でない果ての国で現れるとんでもない事象のことのようだ。 我々は並の国に慣れてしまって、なおかつ、起こるべきことの予想をベルカ…
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バフェットの謎(障子卓矢)

バフェットがいかにして大富豪となったかを バークシャーハザウェイの会長である彼が株主に対して毎年送る手紙から解き明かす。 彼は投資家というより、投資により傘下に収めた会社の経営者のさらに経営者であることがわかる。 彼は傘下の会社の経営にはほとんど口出しせずに、経営者が気持ちよく働いてもらうのが仕事と心得ていることは、他の類書に…
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ウオール街(オリバー・ストーン監督)を見て「自由の泉源」について思う

1987年の映画である。 1980年代以降の世界と日本経済を思い出させてくれる。 一方で、我々の幸福とか自由の泉源はどこにあるのかを考えさせられる。 ウォール街 (特別編) [DVD]20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2012-12-19 Amazonアソシエイト by この際、…
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ソロスの講義録(ジョージ・ソロス)を読む

ソロスといえば、クオンタムファンドの創始者であることぐらいしか知らなかった。 しかし、この本を読んで、彼が先の大戦で迫害を受けたユダヤ人であり、 哲学者であり、自由主義政治活動家であることを知った。 「再帰性」 人間の行動は世界を「認知」すること また世界を変えようと「操作」することからなる。 「現実世界」を認知し操…
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越後縮の里 カラムシ・苧麻  beret-exepedition 2015 §5

カラムシ・苧麻  十日町の棚田を見るのに訪れた集落で見つけた。 この地方の山野には結構自生している。 小学生のころ神戸でも裏山で植物採集したことを思い出す。 越後縮は麻布に似てはいるが、また別物で、 カラムシの繊維で作る織物である。 アサはクワ科の1年草 いわゆるマリファナ 大麻 カラムシはイラクサ…
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ジム・ロジャーズのストリート・スマート

若き日のジムロジャーズから 彼がシンガポールに移り住むまでの人生の旅行記といっていい。 冒険旅行家らしく、英知に富み、読むものをわくわくさせる。 折りしもギリシャ危機 彼はそのことをすでに触れている。 ギリシャは破綻すべきだ。 ヨーロッパの債権者も損失をこうむればいい。 困難が訪れるだろうが、時間をかけて克服するだ…
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コメをやめる勇気(吉田忠則)

日本の農政が転換期を迎えている。 そんなときに目にとまった本。 日経の連載記事をまとめたようだ。 そのせいか本として統一感がないのは否めないが、 日経の記者らしく、もっと市場経済の導入が 日本の農業を再生するポイントであると。 日本という南北に長い気候風土の国で、 コメのモノカルチャーの国は、ある意味で異常だ。 …
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ジム・ロジャーズが語る商品の時代

投資で商品というと 商品相場に手を出して大変なことになったという イメージが付きまとうのだが この本を読むと、 資本主義経済において商品は投資する際に 調査項目として一番重要であると認識する。 この本は単なる投資の参考本として出なく、 読み物として面白い本である。 それは ジム・ロジャーズが、世界を実際…
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アホウドリを追った日本人(平岡昭利)

南鳥島とか沖ノ鳥島とかの本土のはるか南方の島が 日本領となっているのは、明治期に アホウドリの羽毛を求めて民間人が繰り出して行ったのが その結果であるという興味深い本である。 明治10年ころから、羽毛を求めて小笠原へ進出し 島のアホウドリが撲滅するとさらに他の島へ移っていく。 羽毛が枯渇すると、肥料としての海鳥の糞(…
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永島慎二という漫画家

永島慎二という1960年代から70年ごろの漫画家がいる。 予備校生のころ、「若者たち」という作品を読んだ記憶がある。 作品集を見つけたので、なつかしく読んでみる。 永島慎二の世界―1962年から1972年アンソロジー (もん・りいぶる)チクマ秀版社 永島 慎二 Amazonアソシエイト by 永島慎二「その周辺…
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資本主義の終焉と歴史の危機 (水野和夫) を読む

資本主義とは「蒐集」すること 蒐集とは「周辺」から「中心」へ富を集めること 周辺とはフロンティアのこと 16世紀イタリアに発する資本主義が 終焉が近づいていることがよく理解できた。 経済本としてはなかなか面白い 資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)集英社 2014-03-14 水野 和夫 Ama…
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小佐の実りもち と 山村の経済 (八鹿町小佐・日畑)

「小佐の実りもち」というものを試食販売していて、 おいしかったので買ってきた。 いろんな野菜を餅に入れて、実に鮮やかな色に仕上がっている。 そして、山椒の実が適当に混ぜてあって、 なかなか珍しい味わいがある。 そこでないと手に入らないものを食すのは、 とても贅沢なことである。 小佐は奈良時代には、赤米を…
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グローバルスタンダードというガラパゴス化

グローバルスタンダードは和製英語だ。 国際的に通用する製品やサービスがあるという考えは 現在では通用しない。 画一的な製品を大量生産して、 海外企業に勝てる時代は過去のものになった。 一方でガラパゴス化という言葉がある。 独自の技術で消費者を囲い込むという戦略であるが、 古くはNECのPC98シリーズがIBM PC/A…
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王子の国立印刷局(お札と切手の博物館)に行ってお札の事を考える

用事で東京の王子というところで宿を取り、 いつものごとく辺りをうろうろする。 目に付いたのが国立印刷局と その隣のお札と切手の博物館。 外目からは労働金庫の店舗のようであるが 早速入ってみる。 1階の展示は1億円札束をもってみようとか 貴方の体重をお札の重さに変えると何億円とか 下世話なものだ…
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