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一海知義先生お別れの会 先生の思い出

中国文学で著名な一海知義先生がお亡くなりになり、 お別れの会に参列させていただいた。 会場は、大学の大講義室という先生らしい設定だった。 私は理系の学生であったが、教養部時代から 先生の部屋へ出入りして、漢詩を読む会に参加していたが、 あまり漢詩は勉強もせずに、お酒とか夏休みの旅行などにご一緒するのが主だった。 …
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幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと(中山祐二郎)

たいそうなタイトルの本だ。 文庫本であるが、タイトル負けしない、 なかなか読み応えのある本である。 著者は、多くの死を見てきた病院勤務の若い臨床医。 そもそも幸せな死なんかあるのだろうか。 現代人は、死を身近に感じなくなって久しい。 肉親の死すら、さらりと商業的に葬式を済ませて終わってしまう。 死を語ることはある意味で…
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「河童の三平」のラストシーン(水木しげる)

水木しげるのまんがに「河童の三平」という名作がある。 そのラストシーンを思い出す風景を見た。 「河童の三平」は、人間界の少年(河原三平)が、ぐうぜん河童の世界に出入りするようになり、彼と瓜二つの河童(かん平)と異界を冒険する民話の薫り高いファンタジーであるが、そのラストは、決してハッピーエンドではなかった。 主…
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家で親を看取る その時あなたは

4月21日、NHKスペシャル。 他人ごとではないので見る。 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0421/ 親を家で看取るというのは、祖母の場合はそうだった。 子供ながら、人が死ぬのはこういうことかと思った。 高度成長ごろから、仕事や住宅事情で 病院で看取る時代に…
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利休にたずねよ(山本兼一) を読む

利休の死の謎は何か。 利休が守りたかったものは何だったのか。 真の美とは命を賭けてまでも値する。 正月休みに読み進めて、七草までに読み終える。 久しぶりに読み応えのある歴史小説だった。 茶道を少しばかり、かじったことがあるが、 さらにその奥の深さを思い知らされた。 黒田官兵衛の言う「臨機応変の茶」 …
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自死という生き方(須原一秀)

武士道の「切腹」の意味、 「葉隠」の「死ぬことと見つけたり」の意味合いを 分かりやすく解いている。 葉隠は官僚的江戸幕藩体制の中で、 戦国の一国一城気風を持った武士が ロボットではなく人間らしく、自尊心と主体性を維持しつつ 生抜くための知恵の書だった。 主人のわがままは、惚れた女のわがままと同じである。…
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補陀洛渡海とは何か ((beret-expedition2008 §9)

平安時代の始め、 南海の彼方に補陀洛という 浄土があるという信仰が生まれ ここ、那智の海岸から わずかな食糧と水を積み込んだ小舟で大海へ。 その名も、補陀洛山寺。 補陀洛渡海した25人の上人の墓がある寺を訪ねる。 これは那智参詣曼荼羅絵図であるが、 この最下部を見ると補陀洛渡海を実行しようとしている。 …
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疾走 (重松清) を読む

知人に薦められて読む。 前半は物語が進展しなくて、まるでテレビドラマのようで、 読むのを投げ出したくなったが、 中盤以降は面白く一気に読み終える。 人間の孤独と生と死を扱った、 重たいテーマを持った作品だ。 人間の孤独、生、死、SEX(生殖行為) 人間は一人で生まれ、一人で死んでゆく。 そのあいだに、SEX(生殖行為…
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「ベニスに死す」を観る

美しい、恐ろしい映画だ。 美の先にある死。 美しいものはやがて朽ち果てる。 イタリアミラノの貴族出身の ルキノ・ヴィスコンティにしてこの映画が作れたのだと思う。 初老の作曲家と美少年タジオ 若いことは美なのか。 老いには美はないのか。                         ©2002 …
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