テーマ:神戸

珈琲の表現 (蕪木祐介)

街の珈琲屋さんの書いた本。コーヒーの入れ方からエッセイまで、珈琲のことがよくわかる。 神戸には個人の珈琲屋さんがあちこちあって、学生時代は目的もなしに入って時間をつぶしたり、 彼女との待ち合わせ場所にして長い時間おしゃべりしたものだ。 そんな珈琲屋さんがどんどんなくなっていくのはさみしい。 筆者が珈琲屋を始めたいきさつや…
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古地図で見る神戸(大国正美)

古い地図と現在を比べるのは、あたかも時間旅行するようで面白い。 神戸の古地図(おもに江戸の彩色図)を解説している。 比較的現地になじみのある地域は興味ある事項が多い。 ため池の変遷についてメモしておく 西神戸は平地があるものの、水利に乏しく多くのため池が作られている。 尻池村 小平六池(苅藻池) 池中に塚があり一ノ谷…
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村上春樹と鎮魂の詩学(小島基洋)

今はない元町宝文館で「風の歌を聴け」を手に取ったのが初めての村上春樹だった。それから、「ダンス・ダンス・ダンス」まで、僕は村上春樹ワールドを通り過ぎるのだが、これらの一連小説の意味など深く考えたことはなかった。 この本は、それぞれの作品に残された記号を拾い集め、つなぎ、謎を明かす。 貫いているのは、「風の歌を聴け」でテニスコート…
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人間の煩悩(佐藤愛子)

人間の煩悩は108とも8万4千ともいわれるが、とかく悩みは尽きない。 佐藤愛子の小説?は読んだこともないが、夫の借金返済、生活のために多作したというだけあって、本人が選り抜いたものを集めているので、人生の機知にとんだエッセイだ。 一度も傷つかず、傷つけもしなかった人生なんて、おならみたいなもんだわ。 自分の思い通りに生きよ…
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「飛燕」を見に行く (川崎重工 飛燕レストアプロジェクト)

ポートターミナルで「飛燕」を展示しているので見に行く。 実は、私の父は陸軍の整備隊に配属され、昭和18年から終戦まで飛燕を整備していた。 そして、復員後、川崎重工に勤めていた。 今年、その父の17回忌があったが、川崎重工が120周年記念行事として、 「飛燕レストアプロジェクト」を行ったというのは、何か因縁を感じざるを…
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歌川国芳・国貞展に行ってきた

歌川国芳・国貞展に行ってきた。 役者絵・美人画がこれほど一堂にそろうのは珍しい。 7月30日までは展示品の撮影もOKということでうれしい。 国芳は戦記物や怪談物が多く、絵柄も今でも通用しそうな漫画的。 国貞は歌舞伎界のスターを描いたものが多く、今でいうプロマイドの作成者であったのだろう。 全体と…
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県境境界線92の不思議(浅井建爾)

地図を見ることは面白いが、行政区の境界線で不自然ないかにもわけありの場所や、飛び地といった図版に出くわすとなぜかなと思いつつ、特に調べることもなくいた。 この本はそのような疑問に答えてくれる。 別に知ったところで何の役にも立たないのだが、まあ、話のタネになるかもしれない。 2、3メモしておく 県の名前は、基本的には県庁所…
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「我が名は鶴亭」 展に行く

鶴亭という画家は全く知らなかった。江戸中期の黄檗宗の僧侶で花鳥画の画家でもある。 神戸市立博物館で、年一度の南蛮屏風とザビエルの肖像画が公開されていたので行ったところ、たまたまこの特別展に巡り会わせた。 花鳥画というジャンルすら知らなかったのだが、展覧会の解説を読んでいくと、どうも花や鳥を描写するだけでなく、絵に寓意を込…
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有馬人形筆と筆づくりの伝播

温泉街の坂道を下り、 かつて、モンゴルに自転車で行った際に知り合った、 有馬人形筆工房のNさんを訪ねる。 最近は外国人のインバウンドで有馬筆も爆買いされることもあるという。 人形筆以外にも、通常の筆もよく買われるらしい。 通常の筆も広島の熊野から仕入れて置いている。 有馬人形筆は本来の有馬筆の派生であるが…
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常識外の一手(谷川浩司)

初心者が指すような手を、プロゆえに生じる先入観から切り捨ててしまうわけだが、 基本、基礎、つまり本筋から離れたところにこそ「常識外の一手」が眠っている。 ピカソの絵のように。 コンピュータ将棋の「常識外の一手」は、 人間がどこに先入観があったのかを教えてくれるものとして、 新たな可能性を開いてくれた。 棋士には、…
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「河童の三平」ラストシーンの生み出された背景

「河童の三平」の貸本版の復刻を手にしたので読む。 原本は兎月書房で1960年(昭和35年)発行。 8巻が発行されたが、結局、出版社の都合で打ち切りとなり やむなく、主人公の三平の死という形で終わることになる。 貸本版のラストシーン のちの ちくま書房版のラスト 河童の三平のラストで三平が死ぬと…
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南方熊楠生誕地を訪ねる(和歌山市橋丁)

日本3大巨匠ベレーの1人である南方熊楠は、 田辺の人と思われているが、生誕地は和歌山市である。 今回は、生誕地を訪ねることにした。 (田辺 南方熊楠顕彰館 http://beret-west.at.webry.info/200809/article_3.html) 和歌山市の玄関口は、 南海電車とJRと…
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大晦日、そして、注連縄のウラジロのことなど

2013年も終わろうとしている。 出来合いのお節を取りに行く途中、近所の小山に寄り道する。 まだ、ここいらが造成される前の風景の断片が残っている山だ。 ツバキとか、コウヤボウキの花の跡とか、懐かしい冬の里山が見れる。 しばらく歩くと、ウラジロ羊歯の大きな群落に出くわした。 ウラジロは、注連縄や鏡…
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もうない「パラダイス」という名の中華料理店 2013

恒例の高校時代の同窓の忘年会がある。 行きつけの中華料理店が店を畳んで、今年で3年になる。 当然、違う店で集まるのだが、 幸いなことに、いつものメンバーが欠けることなく集まる。 例によって、家族のこと仕事のこと。 華僑の友人曰く 「僕らが高校のころ、まだ世の中には、余裕があったよね。」 …
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バス停 もう訪れることのない場所 (スリランカ紀行12)

スリランカはバス路線が張り巡らされていて、 標識らしいものはほとんど無いが、 村の中心や、道の分かれ目にバス停らしいものがある。 これは、ボロンナルワへ行く途中の大きな貯水池のそば、三叉路にあるバス停 いろんなバスが走っている。 ほとんどがどこかから来た中古である。 人が集まるところには、店もある。 飲…
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佐渡 両津を探検する

昼前のフェリーまで時間があるので両津の街を探検してみる。 宿のフロントに「見るべきものは何ですか」と聞くと、 「港にある老松と魚市場くらいですかね」と 消極的である。 確かに、中心の商店街は気の毒なくらい寂れている。 佐渡金山は平成元年で閉山してしまったが、それまでは結構栄えていたのだろう。 古くは両津は明治…
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ボクらの街のボクらのお金(あべよしひろ)

地域通貨のことを調べていて読んだ本の1つ。 子供向けに書かれているようだが、 地域通貨についてなかなかわかりやすく書いてある。 大人が読んでも、地域通貨の入門書として十分である。 地域通貨は単独で流通させる方法もあるが、 既存通貨と抱き合わせで、流通させることによって、 地域の経済もまわりだす。 大型店舗の…
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インド映画  ロボット Robot (シャンカール監督) は最高

2時間半もある。 美女、美男が主人公の ロマンス、ダンス、アクション、カーチェイス なんでもありの 映画大国インドらしい、てんこ盛り映画である。 IT産業振興著しいインドならではの ロボットやコンピューターソフトをテーマに ターミネーターを下敷きにした、 楽しい映画に仕上がっている。 アクション、カーチェイ…
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葉桜のころ

ベランダから見える桜も、もう葉桜になってしまった。 こちらでもインターネット環境を作りたかったので、 Yahoo ADSL を申し込んでいた。 昨日、宅配でモデムがやってきて、 ちょっと手こずったがなんとかインターネットに接続した。 手軽にスマホという手もあったのだが、 やっぱりキーボードでしょ な…
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引越しをする

中国山地の日本海側にある山間の小さな町で暮らすことになった。 まだ今年は寒い日が続き、4月の半ばを過ぎたのに桜が咲いている。、 住まいはベランダから花見ができる最高のところだ。 桜の下には地蔵さんがあって、川が向こうに流れている。 すぐ前をローカル線が通る。 1時間に上下合わせても2本ほどで、それも1両か2両の…
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神戸 トルコライス を食う

1年ほど前に、普請していて 新しい「トルコライス」なる看板があがったのは知っていた。 トルコ料理の店だとしたら、 そのうち行きたいと思っていた。 今日やっと、このトルコライスなるものを食べることができた。 メニューは「カツトルコ」と「エビトルコ」の2種類のみである。 カツトルコをたのむ。 聞くとカツはとんかつだそう…
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死んでも何も残さない(中原昌也)

なぜこの本を読むことになったのかよくわからないのだが、 知らない間に、図書館の予約リストに入っていた。 中原昌也とかノイズという音楽ジャンルもはじめてだ。 「何でも嫌々」のアーティストのようだが、 なぜかしら伝えるものはある。 実はみんな日常を嫌々過ごしているのかもしれない。 途中で読むのをやめようと思ったが、 結…
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プリズナーNo.6 リメイク版 を見る

プリズナーNo.6が無性に見たくなって、 レンタル屋で探すと、出されたのはリメイク版の方であった。 まだ見ていなかったので、レンタルしてそそくさと家に帰って見る。 今回は6部のシリーズ。 リメイク版は、砂漠の中の村にNo.6が閉じ込められる。 前作同様になかなか不思議な展開だ。 どうも、村というのは、No…
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「魯山人味道」を読む (数の子のこと)

年末に書棚整理をしていて 「魯山人味道」を見つけた。 「美味しんぼ」というマンガが流行ったころ 買った本である。 その冒頭に「数の子」のことが記されていた。 おせちには「数の子」がつきものだが、 魯山人、曰く 数の子は乾物を戻して、適当に手でほぐし、 上等の鰹節の削ったのを多めにかけ、 醤油をさっと掛け、食すのが正…
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高塚山に登る (高塚山古墳群)

天気もいいので山登りをする。 高塚山という標高185mほどの里山である。 神戸市外国語大学の横に上り口がある。 ムラサキシキブの写真を写していると かなり年配の方が声をかけてきた。 聞くと「高塚山を愛する会」という地元ボランティアで 登山道の整備をされているらしい。 桜の苗も植えて、ベンチなども作ったらしい。 …
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涼宮ハルヒの憂鬱 に見る「阪神間のアンニュイ」

このところ「涼宮ハルヒの憂鬱」に嵌っている。 なんといったらいいのか、 端々に「阪神間のアンニュイ」な雰囲気があって 休みの日ごとにDVDをレンタルする始末である。 もともと地方局配信の深夜アニメだったそうで、 まあ、萌え系のキャラが出てくるというのもあるが、 知る人ぞ知るアニメだそうだ。 私的に言う 「阪神…
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放射線についての基礎知識をまとめてみた

3.11の福島原発事故以来、放射線について気になっていた。 休みだが台風で外にもいけないので、この際、整理してみる。 【放射線】 物質に電離を与える光や粒子のこと α、β、γ線、X線、紫外線など (いわゆる宇宙線も) 「放射性物質」から照射されるのが「放射線」 「放射能」とは「放射線」を照射する能力のこと …
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オクラとゴーヤを育てる

今年は屋上テラスでオクラとゴーヤを作っている。 100円ショップで買った種から育てたものだ。 オクラはアオイ科なので花もそれなりに風情がある。 オクラは一晩で、とてつもなく巨大化して硬くなるので、 毎朝適当な時期に収穫する。 ゴーヤも水を十分やると1週間ほどで巨大化して収穫できる。 …
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「ウメサオタダオ展」に行く

梅棹忠夫の著作はあまり読んだことはないが、 民族学博物館を企画した人として気になる人であった。 JR茨木駅からバスで万博記念公園へ向かう。 なつかしい万博の噴水の池をそばを通る。 中学の夏休み、夕刻から万博に行って、 暑さしのぎに池の水に足を浸したことを思い出す。 公園内はちょうどバラの盛…
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国家を考える(筑紫哲也)

残業帰りの「NEWS23」とか「多事争論」とか、 で思い出す人。 左翼がサヨクになって、 そんなこと歴史のかなたになった今では、 国家をまじめに考える人はいなくなった。 リベラリズムは懐疑主義と結びついていなければならない。 (ビル・エモット) 個々の場面で、個々の生命・財産を国家が守ることはまずないのに、 国家…
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