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金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法(ロバート・キヨサキ)

「若くして」なので今さら読んでも仕方がないのだが、 かのカーネルサンダースは62歳でフランチャイジーを始めたし、 「若くなくとも」何かの参考にはなるだろう。 ということで読む。 100年ほど前までは多くの人がビジネスオーナーだった。 リスクがあっても自分でビジネスをやる強さがあった。 従業員になる人が増え…
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孤独をたのしむ力(午堂登紀雄)

孤独力とは 孤高としての強さを持つこと。 人との接点を自ら避けるとか、誰からも無視されて孤立することでなく、ひとり自分の信じる道を歩くこと。 孤独はみじめだと思い込む固定観念に原因があり、寂しい人間だと思われないように、自分とは似合わない人でも無理して付き合う、合わないグループに自分を抑えてでも所属するという行動を生み出し…
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群れるな (寺山修司)

残念ながら、私より一世代、二世代前の人。(1935~1983) 詩人歌人であり劇作家。 書を捨てよ、町へ出よう 毛皮のマリー くらいしか、それも言葉だけしか知らない。 お金が有り余っていながら孤独な老人を何度も見かけた。 幸福の大小ではなくて、幸福について考える人間の大小なのである。 「幸福とは幸福をさがすことであ…
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ひょうごの地名再考 (落合重信)

雄伴の郡歌垣山 摂津風土記逸文 雄伴の郡、波比具利岡(ハヒグリオカ)、この岡の西に歌垣山あり、昔、男も女も此の上に集い登りて、常に歌垣を為しき、因りて名とする。 歌垣山は夢野の丸山と考えた。ここは、烏原村と石井村の盆踊りが行われていたし、夢野丸山古墳があり、西には鵯越道がある。 東海地方では歌垣のことをヒヨドリと言ってい…
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村上春樹「女のいない男たち」を読む

ほんとうに久しぶりの村上春樹。 昔のように読みたいと思ったわけでもなく、映画「ドライブ・マイ・カー」を見に行く前に読んでおきたいと思ったからだ。 僕が好きだったころの、村上春樹とだいぶ違う。 なんといっても、「まえがき」があるのが、変な感じだ。 まえがきによると、東京奇譚集(2005年)以来の短編小説集で20…
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猿飛佐助からハイデッガーへ(木田元)

経歴が面白いのと、先に読んだ池田晶子の師にあたるので読む。哲学者の読書遍歴。 戦前の地方の裕福層は、本を収集したり、他者にそれをいつでも読めるようにしたり、 木田も、父が満州国の上級官吏であったので、幼い時から経済的にも本を読むには事欠かなかった。 地方の裕福層は、地方の文化の中心的役割をしていたというのがわかる。 はた…
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残酷人生論(池田晶子)

幸福 およそ人の不幸とは、自身以外のところに自身を見出そうとするところに不幸があるのだから、 自身を自身と認めることが、それ自体幸福であるはず。 幸福とは、要するに何でもいいのである。 絶対自由とは、絶対受容ということになる。 何がどうであれ宇宙がそのようであると受容している状態の幸福は、 宗教的には「至福」とよ…
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青空のむこう (アレックス・シアラー)

ヤングアダルト小説で人気本ということで、どんなものか読んでみる。 ストーリは、トラックにはねられて死んでしまった少年が、この世に未練を残していて彷徨い、そのやり残したことを達成してやっと成仏する物語なのだが、 本当のところは、そんな死後の世界の話でなくて、 若いころ、たとえば、「あやまりたくてもつい逆に避けてしまう」、「好…
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武器としての経済学(大前研一)

やりたいことを全部やる 日本人はお金をため込んで使わない国民。 重要なのは「人生はそもそも何なのか」という議論。「人生を楽しむ」こと。 資産税の導入 ストックに対して課税すれば、貯蓄分を投資してキャッシュフローを稼ぐという発想になる。 世界連結決算 課税対象を世界連結決算にすれば、利益の隠し場所がなくなる。 選…
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ロンドン丼(玖保キリコ)

玖保キリコさんは好きな漫画家の1人です。 映画「クルエラ」を見終わった後、ロンドンのことが頭にあったので ふと本屋で目に留まったので読んでみた。 玖保キリコさんのマンガはほとんど読んでいるんですが文章は初めてです。 彼女がロンドンに生活を移してからの、 語学の苦労や日常茶飯事の文化の差が書かれていて面白い。 旅行…
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悩む力 (姜尚中)

夏目漱石の小説の登場人物を紐解きながら、漱石が生きた明治末期と現代を生きる人の共通する悩みを分析する。 漱石が生きた明治末期は、資本主義が質的に変容し、日露戦争を契機に日本という国家も世界の一等国に仲間入りするために、国家も成り上がっていく時代だった。新興のブルジョアジー、拝金主義が世の中を動かしていた。 かつて資本主義…
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amazon(成毛眞)

amazonはネットでモノを売っている会社だと思っていたが、それは大きな間違いだった。 アマゾンウエブサービス(AWS) amazonの収益のうち一番は、アマゾンウエブサービス(AWS)というクラウドサービスである。 従来の企業内に用意したサーバーより、クラウド上のサーバーを利用したほうが、コスト面で圧倒的に有利である。A…
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ピケティ入門 (竹信三恵子)

ピケティの「21世紀の資本」はやたらと分厚くて、資料がいっぱいで結局のところ最後までたどりつけなかった。 ピケティの理論は、マルクスの直感とクズネッツの統計をもとにした数量分析を盛り込んで、長期間の富の格差を分析した。道理で、21世紀の資本はくどいほど数量分析のページが多いのだ。 この本は、日本の社会状況を挙げながら、ピケティ「21…
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「相続放棄」がわかる本(椎葉基史)

負債も相続対象である。 負債を引き継がない「相続放棄」。 相続の開始を知った日から3ヵ月に手続きが必要。 「自己のために相続の開始があったことを知った日から3ヵ月以内」(民法915-1) 熟慮期間は3ヵ月であるが、やむを得ない場合と認められれば延長も可能。 すべてを引き継ぐ「単純承認」とすべてを放棄する「相続放…
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自力でビルを建てる男  バベる! (岡啓輔)

自分で自分の住まい(小屋のようなもの)をつくることは、昔は当たり前のことだったのだろうけど、そうでなくなってからは住宅というものが消費財になってしまったのではないかと考えさせられる。 これは、東京三田に自力で鉄筋コンクリートビルを建てつつある人の本。 バベる! (単行本) - 正嗣, 萱原, 啓輔, 岡 3タイ…
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しょぼい起業で生きていく(えらいてんちょう)

生きていくためにはお金を稼がないといけない。 そのためには、雇われて給料をもらうのと、自ら起業して稼ぐ方法がある。 起業というと何か元手やちゃんとした計画がいるような気がするが、この本は決してそうでないことを教えてくれる。 生活の資本化 いつもやっている行為をお金に換える。 自分が日常やっていることを事業化する…
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宮本常一「忘れられた日本人」を読む(網野善彦)

網野善彦が岩波市民セミナーの講義、神奈川大学短期学部での10年にわたるテキスト精読を基にして出版された。 宮本常一「忘れられた日本人」の解説書として、新しい発見を促す本である。 「忘れられた日本人」をベースに網野独自の研究考察を加えている点で面白い。 以下メモ 女の世間から 古く日本では、女性だけで旅をすることがよく行われ…
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忘れられた日本人(宮本常一)を読む

宮本常一の著作では、まずこの本であろう。幸いなことに図書館で借りたのは、未来社の1960年刊行第一刷であったから、まさしく宮本がこれを世に問うことになった初版本で読むことになる。多くの人に読まれたのか、装丁がきれいにやり直されている。今でも図書館では、このような本の修理をやっているのだろうか。活字も今の電子印刷でない、金属活字本で懐かし…
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旅のつばくろ (沢木耕太郎)

まだ若いころ、 沢木耕太郎の「深夜特急」を読んでこのような旅をしたいと思ったものだ。 あれから何年もたち、いろんな旅をした。 今年は旅に出る機会が少なかった。 そんな年末の休みに読む。 旅のエッセイなのだが、読みながら「私も同じようなことがあったよ」とか思わせる。 そう…
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大洪水の前に(マルクスと惑星の物質代謝) 斎藤幸平

マルクスは資本論を完成せずに亡くなってしまったが、彼のノートによると、経済活動による資源の枯渇や生態系の破壊と言った環境問題についてすでに気が付いていた。それらのことは今まで、研究者によってもあまり気に留められなかったが、やっとこの時代になって論ぜられ始めた。 本書はマルクスの専門家によって書かれた論文をもとにしているので、一般人…
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瀬戸内文化史 (宮本常一)

このたび神戸から下関まで、在来線を普通列車で旅行した折に、長い車中で読んでいた本である。瀬戸内の文化はまさしく海の文化である。 それは漁業、製塩、海賊、海運などに従事した人々の文化である。 本書は雑誌、新聞に掲載されたものの収録になっており、体系だっていなくて重複するような内容もあるが、瀬戸内海の文化の成り立ちを、考えさせてくれ…
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武士の起源 平氏と源氏略系図 平家興亡

平安時代の上級貴族は政治をかえりみず、煩わしい政務は下級貴族に任せ、地方の運営も現地の有力者を代理人(目代)としていた。しかし、必要以上に徴税をするものがあったりしたので、代理人に対する自衛集団が武士団となった。 開発領主が力を蓄え武力集団を結成。 紛争や警備を担う職業集団。 国司や受領が独自の軍隊を結成。 地方へ下った…
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無敗の男 (常井健一)

1993年に発覚したゼネコン絡みの政財癒着の汚職事件で実刑判決を受けた、元建設大臣、中村喜四郎本人へのルポによる記録本。 ときの政局や政界派閥の中で、その真相は何だったのかを考えさせられる。 中村は4か月以上にわたる検察の尋問に対し黙秘をとおし、 精神科医の兄は、限界状況における瞑想法を、心の中で1から100まで数え、半眼にせ…
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武器としての「資本論」 (白井聡)

「資本論」を読んだことのないものに、「新自由主義(ネオリベラリズム)」の時代における「資本論」をわかりやすく解説してくれる。 日本における新自由主義 終身雇用、企業共同体が崩壊し、「選択と集中」の名のもとに「小さな政府」「民営化」「規制緩和」「競争原理」「アウトソーシング」により余剰価値の追求が行われてきた。「一億総中流」と呼ば…
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太平記の時代(倉山満)

南北朝時代のことを本音?で書いてあるというか、教科書的な歴史書には出てこないことを書いてある。 南北朝時代というのは、教科書的には、鎌倉幕府が滅んで、後醍醐天皇が出てきて南朝と北朝が対立して、建武の新政があったと思えば、足利尊氏が室町幕府を開いてしまった。となるのだろうが、よくよく見てみると、日本史の中でもっともわかりにくく、何が正な…
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旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三 (佐野眞一)

書題の「旅する巨人」とは宮本常一のことであるが、同時にそのパトロンでもあった渋沢敬三のことを言っているのではないかと思う。渋沢なくしては宮本はいなかったであろうし、また、立場上、旅にその人生を見出すことがままならなった渋沢にとって、自らの旅の足と目となる宮本はなくてはならない存在であった。 本書は、宮本と渋沢の一生を軸にしながら、…
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「かわいい」の世界 THE POWER OF CUTE (サイモン・メイ)

2010年にベルサイユ宮殿を訪れたとき、偶然にも「村上隆」の作品展が開催されていた。純粋にベルサイユ宮殿を見るためにやってきたのに、これには少しがっかりしたものだが、これらの「キュート」はあのベルサイユの豪華な部屋でもたじろぐこともなく、誇らしげに存在していたことを思い出す。 「鏡の間」においても「キュート」はなんら違…
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よみがえる古代の港 石村智

日本古代の港は、潟湖地形、いわゆるラグーンに作られた。そして、その標識となるものとして、背後の山や時には古墳をその標識とした。 古代の湊を、地図と地名、古墳からその姿を再現する。 丹後半島の竹野、網野、府中、久美浜の古代湊 竹野明神山古墳=(同時期)=網野銚子山古墳=(規模形状類似)=奈良佐紀陵山古墳=(規格類似)=垂水五色山…
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黒鍬さんがいく (広瀬伸) 風媒社

「黒鍬」とは日本史においての土木集団の呼び名であるが、その実態はつかみ所のないものである。 本書は黒鍬を4つの系譜にして、多くの過去の文献から説明してあり、読み物として面白かった。 「黒鍬の4つの系譜」 1 戦国期に築城や鉱山技術をもって領主に使えたもの 2 石工 穴太衆 3 農閑期作業として 旅としての土木集団 4 農…
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やきもの文化史 (三杉 隆敏)

陶芸をやり始めてもう足かけ7年はたつ。やきものはいくらやっても奥が深い。それだけの歴史があるからだ。 やきものが世界に伝播する過程を著者は現地に足を運び解き明かしている。この本は多くのことを教えてくれた。 轆轤 蹴轆轤 右足で蹴るので轆轤は左回り、中国・朝鮮系、九州、丹波にあるが大陸系の証し 手轆轤 手で手前に引っ張るので轆…
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