テーマ:国家

日本の盛衰(堺屋太一)を読んで、20年前ドイツで感じたことを思い出す

世界は80年代に 近代工業社会に行き詰まり その終焉をむかえた。 それは、 官僚組織の絶対性を否定しただけでなく、 その根底にある、大量生産の物質的豊かさを 幸せと感じる人間観の破綻だった。 世界の潮流は、70年代を頂点として 強い国家と物財要求の方向から転換していた。 しかし、日本は80年代以降も、 ま…
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人狼(JIN-RHO)を見る

それとなしにレンタルで借りたが、「当り」だった。 結構難解なテーマのアニメである。 1960年代あたりの日本の世相と風景をベースにしているが、 それは表層であって。。。 DVDの付録に、予告編がついているので これをはじめに見ていれば、理解が進んだであろう。 「赤頭巾と狼」物語も作品の進行に重要だ。 このことから少…
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ルポ 貧困大国アメリカ(堤未果)

アメリカの「市場原理主義」がもたらす不幸。 効率化のもとに進められる民営化。 本来、商品化してはいけない「教育」「医療」といった 公共セクターの商品化。 そして、戦争までが民営化され 貧困層の人々が組み入れられる「戦争ビジネス」 あの9・11以後 大資本によって個人情報やメディアまで コントロールされはじめた。 …
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NPOという生き方(島田 恒)

自由であるべくして作られた人間が、責任を回避することによって 本当の自由を失ってしまっている。 自由は自らの生き方の問題 モノや金や地位と異なる次元の問題 --------------------- 「自由からの逃走」 フロム 1次的絆からの開放 ~からの自由 さらなる「~への自由へ」は、不安が伴う。 …
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グアム島に行く

グアム島に行く。 事前にグアム島のことを知ろうとしたが。 多くのグアム島に関するガイドブックは、 免税店での買い物情報や、 現地観光産業の商品カタログでしかない。 そんな中で、岩波新書の 「グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園」(山口 誠) グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園 (岩波新書)岩波書店 Amaz…
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東京の都市構造の不思議

このごろ、東京へ行く機会も少なくなった。 通常は都市の中心に行くほど、密度が濃くなる。 ところが東京はその中心に皇居があり、大きな森がある。 東京は、ぽっかりと中心に穴が開いた都市だ。 その深遠部の吹上御苑はほとんど藪で、昭和天皇は好んで歩き、 手を入れることを嫌がって、 そこここの植物の生えている場所を記憶していたと言…
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さらば財務省!(高橋洋一)

小泉改革から安倍総理辞任に至るまでの 内閣の舞台裏がよく見え、ドキュメントとして面白い。 郵政民営化、年金問題、公務員制度改革 すべてが、既得権益を守ろうとする官僚によって おかしな方向へ向けられるのが分かる。 すでに制度疲労を起こしている日本の官僚システム もはや、今までのような手法では、 すべてにおいて日本とい…
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年金問題に代表される現代日本のシステムクラッシュを考える こんな日本でよかったね(内田樹)を読んで 

社会保険庁の年金問題。 この原因は社保庁の役人のメンタリティの問題である。 「前任者の不始末を何で私が尻拭いする必要があるのか」 という不満に 「理あり」とする態度が 年金問題を拡大した。 残念ながらこのメンタリティは今の日本社会に蔓延しつつある。 誰が犯したかわからないミスを修復するのは システムクラッシュ…
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「国家の品格」(藤原正彦)を読み「もののあわれ」について考える

ある方に薦められて読む。 国家の品格というものは、 その国の文化なり歴史の重さということだ。 筆者はアメリカでの生活で「論理」で物事を進める手法に傾倒したが、 帰国後、またその後のイギリス生活で 「論理」だけではだめで「情緒」とか「形」というものが 行動基準として重要であることに気づく。 日本ではそれは 「ものの…
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石原莞爾 愛と最終戦争 (藤村安芸子) を読む

こだわっているテーマの1つ  「国家とは何か」の一環で読む。 石原莞爾という人は満州事変の主導者である。 職業軍人として、彼の戦争の意義づけが 哲学としてどのように形成されたのか書かれているが 残念ながら、 石原の思想については、十分理解できなかった。 難解な本であった。 ---------- 以下メモ 末法…
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国家という迷信 (竹内靖雄) を読む

このごろ「国家」とは何かということにこだわっていて 読んだ本のひとつ。 国家とは国民から税金を徴収して サービスを提供するというシステムである。 というのがこの本の出発点である。 この本によると 「個人の生活を良くしてくれるのは国家である」 「国家はそのために必要な改革を行い 究極においては万人に平等に幸福を提供する…
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日本人残留孤児と会見する (中国東北部自転車ツアー/2007.8.14)

牡丹江人民政府で日本人残留孤児との会見があった。 養父母からの話だけを頼りに、 自分が日本人であることをずっと思い続け、 国家は彼らを見捨てたのに関わらず、 今なお日本人としての誇りを持ち続ける。 彼らにとって日本とは何か。 それは、国家としての日本でなく、 自分のルーツとしての父母の国なのだろう。 …
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日本の選択(ビル・エモット, ピーター・タスカ) を読む

ちょっと遅くなったが、経済新刊ハードカバーを読む。 イギリスの2人のエコノミストが対談として 今の日本がおかれている状態と 今後の日本の進むべき方向を示唆する。 我々一般日本人がうすうす感じている 日本の社会構造の変化 日本を取り巻く世界の大きな変化 は、いったい何なのかをわかりやすく説明してくれる。 これからの…
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