ベレー帽通信 WEST

アクセスカウンタ

zoom RSS 21世紀のチェーンストア(渥美俊一)を読む

<<   作成日時 : 2016/06/11 16:29   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

チェーンストアというと、現在では日本でも、日常品を買うチェーン店であるスーパーだとか、量販電気店、ファーストフード店を思い浮かべるのだが、筆者は日本のそれは、本場のアメリカに比してまったく異なるものだという。

それは、豊かさの受け止め方の違いで、アメリカでは品数は少ないが、日常の商品は使い心地の良い、プライスはモデレイト」に集中し、スタイルと色数はホットファッションでコーディネイトしやすいものがそろっていて、消費者はなんの迷いや不安もなく買い物を楽しめる。

しかし、日本は品数が多いことが自慢で(いわゆるよろずや)、商品のターゲットは「よそいき」「きどったとき」にあり、日常品ではない。カジュアルとなると、コディネートがしにくい、悪く言うとだらしなさになってしまう。消費者は買うのに、商品選びに時間がかかり、買ったもののコディネートもしにくく、まったく使い物にならないものもあるというわけだ。

日本がそうなっているのは、作る立場、売る立場で、生産者によって商品が決められ、本場の(アメリカの)チェーンストアがまだ築造されていないからだ。

日本でも「本商人(ほんあきんど)」といい、金もうけだけの御用商人像を否定し、バーティカルマーチャンダイジング(バイーヤーが産地に出向き、仕様書を出して生産させ、品質を確かめ、運搬手段を確保し、決めた単価で小売する)を行うものがいた。しかし、明治以降の富国強兵産業の近代化の流れで、商業はくらしを豊かにするものから遠ざかることになった。





なるほど

筆者は、チェーンストアを日本にも作るべく、流通革命だけでなく社会的な運動まで高めなければと1962年からペガサスクラブという研究団体を主宰し、消費者のためのチェーンストアづくりを進めている。

いきがいを人生のビジョンにできるとき、その生きざまをロマンチシズムという。その人をロマンチストという。


筆者によると、日本でも2010年以降が、ビックストアからチェーンストアの移行期であるという。楽しみにしたい。



21世紀のチェーンストア―チェーンストア経営の目的と現状
実務教育出版
渥美 俊一

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 21世紀のチェーンストア―チェーンストア経営の目的と現状 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
21世紀のチェーンストア(渥美俊一)を読む ベレー帽通信 WEST/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる