加茂岩倉遺跡

荒神谷遺跡をあとにして、次の目的地、「加茂岩倉遺跡」に向かう。
また、ここも大量の銅鐸が埋められたにしては、驚くべき場所だ。
国道54号線から、わき道に入り1kmほど谷を登り、
車は手前の駐車場に止め、そこから坂路を歩くこと10分で
遺跡の場所にたどり着く。

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写真でもわかるように、谷の最上流部の山の斜面の中腹に出土地がある。
これも、農道の建設中に、法面を掘削していて銅鐸がごろりと出てきた。
バックホウ(重機)の運転手は、はじめ青いポリバケツが出てきたと思ったそうだ。
「ごろり状態」の銅鐸をレプリカで現地に再現してあり、実にリアルである。

これが「ごろり状態」の出土時の「銅鐸くん」たちである。

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またしても先の「荒神谷」と同じで、39個の銅鐸をまとめて
こんな不便な、足場の悪い斜面の中腹に埋めるなんて
銅鐸の所有者に、よっぽど特殊な事情があったとしか思えない。

さらに興味深いのは
ここの銅鐸の14個に×の刻印がしてあること。
荒神谷の358本の銅剣のうち344本にも同じ×が刻印してあること。
「荒神谷」と「加茂岩倉」は、何か繋がりがありそうである。

さらに近畿地方で出土したのと同型の銅鐸が14個もあり、
埋設方法も入れ子状態であるなど
謎ばかりである。
いったい、誰が何のために埋めたのか。

幸いにも、これらの「謎」を深めてくれる「ガイダンス」と称する
りっぱな案内施設が、出土地に隣接して建設され
無料で開放されているのでありがたい。
係員の人が説明ビデオを上映してくれるのでぜひ利用すべきだ。


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ガイダンスに展示されている入れ子状態の銅鐸

「荒神谷」「加茂岩倉」とあわせて「ベレー帽度」はスーペリア5☆100点満点である。
昼飯も忘れるほど満足したのであった。


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この記事へのコメント

beret-east
2006年11月02日 21:14
へえ~。こんなのがあの荒神山の近くにあったとはオドロキ桃の木ですね。次回の皆生トラの後には、是非是非銅鐸銅剣めぐりをしなきゃあならないですね。さすが出雲の国ですね。
beret-west
2006年11月02日 23:44
実はまだ、この加茂岩倉遺跡のすぐ近くに「神原神社古墳」というところがあり、今回は残念ながら時間がなくて行けなかったですが、ここから「景初3年銘の三角縁神獣鏡」が出土している。これは例の「卑弥呼の鏡」である。ぜひ、行かれるときはここも訪ねてレポートお願いします。

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