邪悪なものの鎮め方(内田樹)

内田樹の本は2冊目になる。
時間の経つのを忘れて読む。
活字中毒でかつ物書きがお好きな人という感じがする。


合気道をやっている人だけあって、
武道は、私以外の誰も存在しない無人の世界を技術上の理想とするという、
困惑を内包している。
など、含蓄のある言葉もある。




以下、備忘録

「アメリカが日本にかけた呪い」

日本人は敗戦によりアメリカにより呪いをかけられたと思っている。
それは、マッカーサーの日本「四等国」「精神年齢12歳」評言で、
日本人は従属を通じて自由になるというソリューションを生み出した。
それで、アメリカに忠誠を尽くしている。

当のアメリカは、単に日本を無害化し、有効利用し、
自国の国益を最大化するための政略をとったに過ぎない。

------------------
ドルも情けないほど下落しているし
日本もそろそろアメリカ向きを、
適当にする時期なのにと思う。
そうでないと
日本は本当にアメリカと心中しないといけない。





「道徳律」
世の中が自分のような人間ばかりであっても
愉快に暮らしていけるような人間になるということに尽くされる。

「自分のような人間がこの世に存在しないこと」から利益を得ている人は
いずれ「自分のような人間が」この世から一人もいなくなることを願うようになる。
その願いは「彼自身の消滅を求める呪い」になり跳ね返ってくる。



「常識」
常識にはその正しさを支える客観的基盤が存在しない。
「なんとなく、こっちのほうがいいような気がした」
--------------
そのとおりである。




「これはそのうち何かの役に立つかもしれない」
というのは「これ」側の問題でなく「私」側の問題である。

マトグロッソのインディオの
とりあえず役に立ちそうと思ったものを袋に入れて持ち運ぶ行動

----------------------------
ブログを書くのもそうかもしれない。




邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)
バジリコ
内田 樹


Amazonアソシエイト by 邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック