利休にたずねよ(山本兼一) を読む

利休の死の謎は何か。
利休が守りたかったものは何だったのか。
真の美とは命を賭けてまでも値する。



正月休みに読み進めて、七草までに読み終える。
久しぶりに読み応えのある歴史小説だった。


茶道を少しばかり、かじったことがあるが、
さらにその奥の深さを思い知らされた。
黒田官兵衛の言う「臨機応変の茶」

利休を取り巻く、秀吉の時代の人々が登場するが
どこまでがフィンクションでどこまでが史実なのか。




時代の美の創出者は、その時代の権力と結びつきが強い。
利休と秀吉の出会いは必然的であり、
利休からそれを望んだのであろう。
しかし、利休の鋭さが、彼の死を招いた。



利休とは、するどさ「利」を休めとの古渓宗陳が与えた号である。


人が道を誤るのは「三毒」が原因
貪欲、瞋恚、愚痴
むさぼり、いかり、おろかさ のこと


利休が九州に下る古渓宗陳に語る

人は誰しも毒をもっておりましょう。
毒があればこそ、生きる力も湧いてくるのではありますまいか。
肝要なのは、毒をいかに、志にまで高めるかではありますまいか。
高きをめざして貪り、凡庸であることに怒り、
愚かなまでに励めばいかがでございましょう。




利休にたずねよ
PHP研究所
山本 兼一


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