ネット帝国主義と日本の敗北(岸博幸)

たいそうな題名の新書だけれど、
あながち間違いと言えないことに気づかされた。

従来の情報は、製作~編成~流通が
新聞社、テレビ局、映画会社、レコード会社などによって、
一元的に垂直統合され、
販売によって得られる過剰利益が製作に還流され、
よりよいコンテンツを生み出す原動力となっていた。

ところが、ネット社会の到来は、
無料モデルを生み出すことで、
コンテンツ部門に大きな打撃を与えている。

ネット社会の構造は、
コンテンツ~プラットフォーム~インフラ~端末という構造になって、
コンテンツを流通、編成する、
プラットフォーム(Google,Yahoo,Amazon)
の利益一人勝ち構造になっている。

多くの良心的な新聞社や出版社を苦境に立たせ、
廃業までに追い込んでいる。

また、これらプラットフォームを提供しているのは
アメリカ発の企業である。

憂うべきは、ジャーナリズムの衰退
ひいては健全な民主主義や民族固有の文化の衰退を意味する。

かくも言いながら、
我々の生活はネットなしでは居れないところにきてしまったし、
このブログにもAmazonやGoogleが知らないうちにサポートしている。

コンテンツは個人の頭脳そのものだ。
近い未来
SFでみた、巨大なAIが人類を支配する時代がくるのだろうか。





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