日本人が知らない世界と日本の見方(中西輝政)

国際政治学という学問はあまり日本ではお目にかからない。
京都大学での講義の収録だが、興味深く読む。
各国の関係史を語って面白い。
まるで「ヘタリア」の学問編である。


フランス人は「イギリスは知性尽きる島」と言う。
フランスは純粋なヨーロッパ民族で、
ローマ帝国の栄光を受け継ぎ、
ギリシャの文化思想に直結していると考えている。
フランスこそヨーロッパの主人公で、
アングロサクソン的(イギリス・アメリカ)なものは大したものでない。と
「ゴーリズム」という (Gaule ガリアのこと)


嘘について

イタリア人は無意味に嘘をつく。
これは悪気があって嘘をつくのでなく、
相手とふれあいを求めたいあまり、
むげに知らないというのでなく
適当に答えるから。

これ、わかるなあ。


「嘘をつかれた許せない」と怒り心頭に発したとき戦争になる。
アメリカの戦争はほとんどそうである。

米西戦争でアメリカが勝利して、フィリピンを手に入れたときから、
「これは得になる」ということで
アメリカは「道徳的憤怒」で戦争をやってきた。

日米戦争、ベトナム、イラク
確かにそうだ。



第1次世界大戦から第2次世界大戦までの間の
20年ほどの精神、思想が現代を形作っている。

20世紀に入って登場したものがあるとすれば
幻滅(ニヒリズム)である。
その最後は
共産主義、社会主義の失敗


世界は、パクスブルタニカを経て、パクスアメリカーナ
アメリカという大国とそれを追い上げる第2グループ
あとその他大勢の第3グループという構造


これから日本の進むべき道はやはり、第2グループだろう















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