養父神社 の狼の狛犬

養父神社はJR山陰線に面して鳥居が見えて、
木々の雰囲気もよく端正な神社である。

祭神は 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、
大己貴命、少彦名命、谿羽道主命とかであるが
もともとはここいらの地神を祭っていたのが、
後世にオオクニヌシとかスクナヒコがくっついたのだろう。

土地柄、農業や作物の安泰を祈願したものには間違いない。
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お走り祭りでは、ここから10kmは離れる山間部の「斎神社」との輿の練り合わせがあるが、
これはこの地と彼の山間部の人の交流(婚姻)があったと解釈できないか。


珍しいのは通常の狛犬とは別に狼の狛犬がある。
縁起によると、狼は作物を荒らす獣(イノシシ、シカ)を駆逐するとして益であると言う。

狼の狛犬ははじめて見る。
この狛犬の築造は不明であるが、少なくとも明治あたりまで遡るのではないか。
ニホンオオカミが、ごく最近(明治初期ごろ?)までこの地でも存在したことを示すものとして貴重である。
狛犬として鎮座するのは、大神 と言われる所以でもある。

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和気神社では猪の狛犬も見たが、明らかに猪は作物の悪獣で狼に敵対する。


奉納相撲の土俵の周りに、石段の観客席(スタンド)が現存し、珍しい。
奉納相撲が娯楽であった時代のことが偲ばれる。
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