常識外の一手(谷川浩司)

初心者が指すような手を、プロゆえに生じる先入観から切り捨ててしまうわけだが、
基本、基礎、つまり本筋から離れたところにこそ「常識外の一手」が眠っている。
ピカソの絵のように。

コンピュータ将棋の「常識外の一手」は、
人間がどこに先入観があったのかを教えてくれるものとして、
新たな可能性を開いてくれた。


棋士には、勝負師、研究者、芸術家の顔がある。
高い棋力は、棋譜を研究することによる。
常識をわきまえた上で、それを乗り越える新しい構想を打ち立てるのが
「常識外の一手」であり、芸術家の発想。
研究者と芸術家の違いはここにある。

大山康晴
勝負師、若手に対して徹底的に実力差を印象付ける指方。

升田幸三
芸術家、新手一生、時代を先取りした指方


今の若手は高速道路で走り目的地にたどり着くの早いとしても、
出口の大渋滞でつかまり、
高速道路から離れ、悪路へ出たり、カーナビが利かなくなった時、
走り方が分からなくなる。
そのような時、常識外の一手が必要となる。







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谷川 浩司

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