暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり(吉本佳生・西田宗千佳)

そもそも通貨とは何かを丁寧に解説し、暗号通貨としてのビットコインの技術、これからの世界通貨としての可能性をわかりやすく書いている。インターネット時代の新しい通貨の方向性を考えさせられた。

デジタル作品に対し「おひねり」や「投げ銭」を投げるのに便利なのが、ビットコインのような暗号通貨であり、当初は換金性もなく、単なるデータに過ぎないものが、「決済の自由」につながっていることを「自分たちが理解している」事実が誇りだった。
たとえば、子供のころのメンコ遊びで、強い子は大量のメンコを保有するが、それは強さと誇りであり、時にはメンコが仲間うちの通貨として流通していたようなものである。

ビットコインの技術は「中本哲史」による論文がもとであるが、実は中本氏が何者であるかはわかっていないというのもいい。
ビットコインを巡って、取引所のマウントゴックス事件があったが、これはビットコインの暗号性が脆弱なのでなく、マウントゴックス社の情報システムなり、取引所としての信頼性の問題であった。

通貨とは物資の借用書の代わりに、発券銀行が発行する紙幣のこと

国家通貨の現金は価値の裏付けがあるように思えるが、現金が発行された時点でその価値はほとんど消えてしまっている。通貨量の9割は現金でなく預金となっている。







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