アメリカ株式投資において、過去の多くのデータを駆使しながら、市場に勝つにはどうすればいいかのヒントを与えてくれる。
しかし、データーは過去の結果であり、また、プレーヤーは市場でしか存在しないわけで、そもそも「市場に勝つ」という言葉は矛盾を孕んでいる。
正しくは、長く市場にいられる個人プレーヤーなら、歴史の中で、また、市場平均と比べて勝つことは可能かもしれない。
本書はアメリカ市場のことなので、もひとつ実感を伴い読むことができないのが残念である。
しかし、学ぶことは多い。
日本市場でもこれに類する書籍を書ける人がいればうれしいのだが。
株式投資 第4版日経BP社
ジェレミー・シーゲル

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