残酷人生論(池田晶子)

幸福

およそ人の不幸とは、自身以外のところに自身を見出そうとするところに不幸があるのだから、
自身を自身と認めることが、それ自体幸福であるはず。

幸福とは、要するに何でもいいのである。
絶対自由とは、絶対受容ということになる。

何がどうであれ宇宙がそのようであると受容している状態の幸福は、
宗教的には「至福」とよばれ、禅仏教では「大悟」と言っている。

大悟してふりだしに戻った人は、特に何もなさないだろう。
才能の人は才能をなし、凡庸の人は凡庸をなし、特に何をなすというわけではないだろう。


真理

人生と魂の真実の知識、これらについて考えるには情報は必要ない。
他人と競い合うことのない「自分の人生」についての真実を知ることを希っているとすれば、
自分の頭一つあればそれでいいではないか。



「人生のほんとう」
https://beret-west.at.webry.info/200807/article_6.html



残酷人生論 - 池田 晶子
残酷人生論 - 池田 晶子

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