インカ・マヤ・アステカ展 に行く

少し前から「1491」という題名の本を読み始めている。
コロンブス以前のアメリカ大陸の、
最近の歴史的事実を書いた本で、
ボリュームがあってなかなか読み進めないのだが、
結構面白い。
そんな折、ちょうど神戸市立博物館で
インカ・マヤ・アステカ展が開催されているので
見に行くことにする。


インカはマチュピチュがあまりにも有名で
なんとなく文化のイメージがあったが
マヤ・アステカに関してはあまり知識がなかった。



マヤ・アステカの
展示品の意匠をみると、結構ユニークなものが多い。
ジャーガーとか猿を意匠にした器物や
独特の人物像は
初めてのものには斬新に写る。

「魔法陣グルグル」という、
結構ギャグの効いたコミック(アニメ化もされた)があるが
これに出てくる怪物やデザインによく似ているものもあり
ふと、グルグルの作者は影響を受けたのかとも思う。



マヤでは
蛇が神聖視されていたようで
ついこの前行った、縄文の蛇の意匠土器を思い出した。
マヤはBC4C~15Cの2千年間繁栄したが、
金属器を持たなかったという不思議な文明である。

マヤの絵文字は丸文字のようでかわいいね。



アステカでは
人の心臓を捧げることで太陽が復活するという
人身御供が頻繁に行われていて
生贄を捕らえる戦争が頻繁に行われたというから
まるで映画インディジョーンズの世界である。

展示物に
「ミクトランテクトリ」という黄泉の国の神の像が
あったが、これはなかなか見ものである。
暗い部屋にこんなのが立っていたら
非常に薄気味悪い。

画像



あと、「自己犠牲用の錐」なんていうものもあり
何をするものかといえば
王が自分の指やペニスをこれで刺して
出血と痛みの恍惚状態の中で
神のお告げを聞く為の道具だという。

もー
サディスチックというか、
王様心身症でリストカットというか
我々から見れば変な国家である。


ということで
入館料1300円は、内容の割りにちょっと高い気もしますが
はるばる、メキシコ、グアテマラに行った気になったのでよし。




1491―先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見

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